送迎バスの運転手として採用されて働くまでの流れと仕事の種類
送迎バスの運転手として採用されて働くまでの流れと仕事の種類
規定のバス停から各種施設やスクール、イベント会場までの移動手段として活用されている送迎バス。近年では、送迎バス運転手の募集が各求人サイトにて数多く掲載されています。
ここでは、送迎バス運転手の採用の流れと仕事の種類について紹介します。
送迎バス運転手として採用されるには?
送迎バス運転手として企業や施設に採用されるためには、まず採用条件でもある必要資格の種類について把握しておくことが大切です。送迎バス運転手の求人に応募する場合、普通自動車免許は必要不可欠になってきます。
また、バスの運行会社ではなく、施設や各種スクールの契約社員として雇用される場合は、中型・大型ニ種免許の取得・所持は不要です。対して、バスの運行会社に直接雇用される場合、中型・大型ニ種免許の取得を促されるケースがあります。
とはいえ、多くのバス運行会社では、中型・大型ニ種免許の資格取得支援制度が設けられているため、採用前に運転手負担にて中型・大型ニ種免許を取得しておくことが強制されていないケースも多くあります。
また、送迎バス運転手は、多くの求人サイトにてさまざまな企業・施設が常に募っている傾向にあります。そのため、勤務地や給料システム、勤務形態などのポイントを踏まえたうえで、応募者自身が希望する条件にもっともマッチした求人を選びやすい環境下だといえます。
さらに、送迎バス運転手の求人に応募する際は、あらかじめ採用試験の内容について把握しておくことをおすすめします。送迎バス運転手の採用試験は、大きく分けて「筆記試験」「実技試験」「健康診断」「初任診断」「面接」の5つに分類されます。
また、5種類の試験内容のなかでもっとも重要視されているのが、「実技試験」です。実際の業務で使用されているバスに乗車したうえで、採用官に前進・後進・車庫入れ・S字クランクなどの基本操作をチェックされます。そのため、前述のような基本操作をスムーズにこなせるよう、あらかじめイメージトレーニングや運転操作の練習などを実施しておきましょう。
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送迎バス運転手の仕事の種類
送迎バス運転手の求人に応募することを検討する際は、あらかじめ送迎バス運転手の種類や仕事内容についてリサーチしておくことが大切です。
ここでは、送迎バス運転手の仕事の種類について紹介します。
・社員の送迎業務
送迎バス運転手の仕事のひとつとして、「社員の送迎業務」があげられます。「社員の送迎業務」とは、会社や事務所、各種施設などの従業員・社員を職場まで送迎する業務のことを指します。
あらかじめ定められた規定のバス停から会社や事務所、各種施設までの送迎をメインとした業務で、毎日の通勤をサポートする仕事になります。
・スクールバス業務
「スクールバス業務」も送迎バス運転手の仕事のひとつです。「スクールバス業務」は、学校に通学する子どもたちを安全に学校まで送り届ける仕事となります。また、すべての授業が終了した時点で学校へ迎えに行き、規定のバス停まで送り届けます。
・ホテル・結婚式場までの送迎業務
送迎バス運転手の仕事のひとつに、「ホテルや結婚式場までの送迎業務」があります。「ホテルや結婚式場までの送迎業務」は、結婚式やパーティーなどのイベントで、参加者を規定のバス停から会場へと送り届ける仕事です。
「ホテルや結婚式場までの送迎業務」は、スクールバス・従業員の送迎バスと比べて、実際の勤務日程が不定期になってしまうといった特徴があります。
送迎バス運転手の仕事内容や採用条件などのポイントを抑えておこう
送迎バスの運転手になるためには、必要不可欠となる資格が存在します。また、送迎バス運転手の採用試験の内容や試験の種類などを十分に把握しておくことで、採用試験に合格できる可能性を引き上げることが可能です。
さらに、「スクールバス業務」や「社員の送迎業務」「ホテルや結婚式場までの送迎業務」など、送迎バス運転手の仕事は多岐にわたります。そのため、応募者自身が希望する勤務スタイルや給料形態などの条件を満たした職業に就くためにも、あらかじめ送迎バス運転手の仕事の種類をリサーチしておくとよいでしょう。
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