大型1種免許の一発試験とは?コツや流れについて紹介!
大型免許の一発試験のコツや流れについて
大型1種免許を取得するためには、教習所に通う以外にも一発試験に合格する方法があります。ただ一発試験は難易度が高いことから、合格率が低いのが難点です。
今回は、大型1種免許の一発試験のコツや流れについて、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
大型1種免許の一発試験の流れ
大型1種免許の一発試験とは、どのような流れで行われるのか、詳しい内容を紹介していきます。
1.適性試験
最初に行うのが、適正試験です。大型1種免許の受験資格は21歳以上で普通運転免許を取得してから、3年以上経過していることが条件になっています。
適正試験の内容は、視力・色彩識別能力・聴力の他に深視力が行われるので、事前に把握しておきましょう。
2.場内試験
場内試験では車の発信やミラーの調整、左右後方の安全確認、指定速度の走行、ギア調整、踏切の通貨など、基本的な乗車から降車までの一連の流れを見る試験となっています。
大型試験車は、全長8mから全長12mに変更になっているため、操作性が難しいのが特徴です。試験に合格すると、仮免許証が発行されます。
3.路上練習
路上練習には、有資格者が同乗するのが決まりですが、同乗者の手配を個人で行う必要があります。該当車両の有資格者を自分で手配することは難しく、知り合いに依頼するのが一般的です。
また練習に使用する大型車両には、仮免許証のプレートを見やすい位置に付ける必要があります。路上練習する際には、路上練習申告書を作成する必要があり、同乗者の免許証や車検証のコピーも提示することがあるので覚えておきましょう。
4.本試験
路上練習が完了した後は、免許取得のために技能試験を行います。本試験は、「場内試験」と「路上試験」があり、場内試験は方向転換か縦列駐車のいずれかが実施されるのが特徴です。
路上試験の場合は、公道を走行することから、安全確認を第一に意識する必要があります。指定された路上コースを走行し、合格の点数が100点満点中70点以上で合格することが可能です。
5.取得時講習
本試験合格後は、取得時講習を受けることができます。取得時講習は、大型車講習を4時間、応急救護講習を3時間受講しないといけません。
講習内容は、貨物自動車の運転に係わる危険予測など、大切な項目が複数あるので、しっかり受講して内容を把握するようにしましょう。
6.運転免許証の取得
取得時講習を修了した後は、運転免許試験場で申請することで、免許証が交付されます。大型1種免許の取得の流れは以上です。
大型1種免許の一発試験のコツ
大型1種免許の一発試験は、合格率が低いことから、コツを把握して、合格に向けて行動しておくことが大切です。
大型1種免許の一発試験のコツを紹介していくので、参考にしてみてください。
1.安全確認を徹底する
安全確認を徹底することが、第一に大型1種免許の一発試験を合格するために重要な要素です。
運転席についたら、シートベルトをしっかり着用し、走行中はミラーと目視を多用する必要があります。踏切の際もしっかり安全確認を行い、停止位置なども意識することが大切です。
2.大型車両に慣れる
大型車両は、全長12mと車高も高いことから、普通自動車とは感覚が異なります。カーブ時には、車両の幅と後輪が通る位置、ハンドルを切るタイミングなど、しっかり練習で慣れておくことが大切です。
3.教習コースを下見しておく
試験場の教習コースは、当日知らされるため、ハッキリとしたコースを事前に確認しておくことはできません。ただ大体の教習コースを下見することはできるので、どういったコースを通るのか、事前に想定して確認しておくようにしましょう。
今回は試験会場での流れについてご説明しましたが、試験の前段階である教習所では、どのような内容で教習を行うのか、以下の記事で詳しく解説しています。
➡大型1種免許を取得するための教習内容について
大型1種免許の一発試験は難易度が高い
大型1種免許の一発試験は、合格すれば速やかに免許証が交付されることから、早く大型1種免許を取得したい方にはおすすめです。
しかし、練習するためには、同乗者を自分で手配しないといけないなど、ハードルが高く、普通自動車とは勝手が違うことから、難易度が高いのが難点になります。
今回紹介した一発試験の流れとコツを把握して、合格を目指してみてください。
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