大型1種免許を取得するための教習内容について

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大型1種免許を取得するための教習内容について

大型1種免許を取得するための教習内容について

大型1種免許の取得は、普通自動車の免許取得とは微妙に内容が異なります。そもそも普通免許・準中型免許・大型特殊免許を取得していることが条件になりますから、容易に取得できるものではありません。ここではそんな大型1種免許について、教習内容を解説しています。免許の取得を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

大型1種免許の教習内容をチェック

大型車を運転するにあたり必要になるのが“大型免許”です。大型免許には「第1種」「第2種」の2つに分けられ、免許を取得するにはいくつかの試験をクリアする必要があります。ここでは教習内容について解説します。

■視力検査
大型1種免許に限らず、車の免許を取得するためには、まず視力検査を行う必要があります。決められた視力をクリアすることが条件になりますが、眼鏡やコンタクトなどを使用しても要件をクリアしていれば通過できます。普通自動車免許~中型自動車免許までは両眼0.7以上。片眼0.3以上あればクリアとなります。しかし大型免許の場合、両眼0.8以上・片眼0.5以上が必要です。さらに、「深視力検査」もきちんとクリアしなければいけません。

■深視力検査
視力検査では条件をクリアしていても、深視力検査の結果が悪いと合格できません。それくらい、大型免許には欠かせない条件です。深視力検査とは「奥行知覚検査」のことで、遠近法や立体感を測定します。3本の棒のうち左右の棒は固定され、真ん中の棒のみ動いているので、すべての棒が一直線に並んだタイミングで動きを止めます。このとき、どれだけズレているかを測定し、2cm以下であれば無事合格となります。

どんなに視力検査の結果が良くても、深視力検査の結果が悪いと不合格になってしまうので気をつけましょう。


■教習第1段階
第1段階は、教習所内で行われます。大型1種免許の場合、最短でも4日はかかりますのである程度の時間を費やすことになります。要するに仮免許取得までの段階のことで、クランク・S字・隘路への侵入・踏切と言った練習が行われます。大型免許の場合、「隘路への侵入」「路端停止・発進」が主になります。

・隘路への侵入
広い道から狭い道に入ることを意味します。このとき、右折・左折をそれぞれ練習することになります。

・路端停止/発進
路端区域内で決められたところに沿って平行停止させます。進入時は速度に気をつけながら、ブレーキで減速しつつ進めていきます。ポイントは路端内白線より30cm以内に寄せること。左右後方前方を意識しながら発進しますが、幅寄せが足りなかったり指定の位置に停止できなかった場合は減点対象になるので気をつけましょう。

 *左進路変更合図
 *路端内白線より30cm以内に寄せる
 *路端と平行停止
 *目標物に車両先端部分を合わせる
 *停止後は申告
 *発進の際は左後方オーバーハングに気をつける

この練習で大型車を左端に寄せるテクニックを習得することができます。


■教習第2段階
仮免許を取得できたら、いよいよ「教習第2段階」へ入ります。ここでは路上教習がメインになりますが教習所内でも行われます。路上教習では、交通の流れに沿って運転を進めていきます。このとき、通行位置・進路変更なども適切に行います。教習所内で行う練習とは異なり車や人が行き交う中で行うため、信号・標識・歩行者・交差点の通行など全体を確認しながら運転しなければいけません。いわゆる実技が2段階の教習内容になります。もちろん条件の良い場所での運転だけでなく、夜間の運転や悪条件での運転も行います。大型車はパワーや質量も普通車より倍の大きさなので、事故にならないよう注意して運転する必要があるでしょう。

一方教習所内では、方向転換・縦列駐車・後方間隔などを課題とし進めていきます。

運転のポイント

大型1種免許を運転する時のポイントをみていきましょう。

●右折・左折
運転の基本となる右折・左折は普通乗用車以上に練習を重ね、定着させていきます。大型車は普通車よりも車体が大きく、車高も高いために巻き込み事故にも注意しなければなりません。

●隘路への進入
隘路(あいろ)とは、スムーズに走行ができない狭い道などを指します。通常の狭い道についても隘路と呼ばれますが、いずれの場合も大型車を扱う際には注意が必要です。

隘路に入ってからの右折と左折、後退や進路変更などもあわせて確認しましょう。

●停止・発進
トラックなどの大型車を路端に停める際の注意点や速度に関するポイントなどを確認します。幅寄せが足りない、あるいは寄せすぎると減点の対象となります。

●流れに合わせて走行する
仮免許を取得した後は教習第2段階へ入ります。第2段階では路上教習を中心に、実際の交通の流れを見ながら大型車を走行させます。

信号や標識のチェック、歩行者やバイク・自転車に注意し、交差点など事故の多い場所でも全体を確認しながら走行します。

基本となる方向転換や駐車なども教習所エリア内で確認しながら、運転上の課題をクリアしていくことが大切です。

教習内容を事前に確認しておくと安心

教習を受ける前に「教習内容」を理解しておけば、ある程度安心して教習を受けることができます。特に大型1種免許のように大型車を運転する場合は、事前確認が失敗を回避できるポイントになります。「大型1種免許を取得したい」という方は、ぜひ役立ててみてください。

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