幼稚園バスの運転手に必要な資格とは
どんな免許が必要なの? 幼稚園バスの運転手をするのに必要な資格とは
幼稚園バスの運転手になるためには、どのような資格が必要なのでしょうか?
幼稚園バスは一般的な自動車とは違うため、バスのサイズや定員に合った免許が必要です。普通第一種免許で運転できる小さなバスのみで送迎する幼稚園もありますが、ほとんどの幼稚園では中型や大型のバスを運転できる免許証の取得が必要不可欠です。
この記事では、幼稚園バスの運転手に求められる資格について詳しく紹介します。
幼稚園バスを運転するために必要な資格
幼稚園バスの運転手は幼稚園で働くとはいえ、子どもに直接の指導をするわけではないので幼稚園教諭の免許は必要ありません。
幼稚園バスの運転手になるためには、大型二種免許(大型自動車第二種運転免許)の取得が必要になることがほとんどです。幼稚園バスに限らず、大きなバスを運転するときには法律上大型二種免許が必須です。
大型二種免許は、21歳以上の方が教習所に通い、学科試験と実技試験に合格すれば取得できます。ただしこの免許を取得するためには、大型第一種免許、大型特殊第一種免許、中型第一種免許、普通第一種免許のいずれかを取得して3年以上経過していることが条件になります。
幼稚園バスの大きさによって必要な免許は異なる
小規模の幼稚園では大きなバスを用意せず小型のマイクロバスのみで子どもの送迎を行っていることもあります。定員が大人2名と幼児12名の小型バスならば、普通第一種免許のみで運転が可能です。同じ定員の中型バスを運転するときには、大型第一種免許が必要になります。
幼稚園が所有している白ナンバーの幼稚園バスなら大型二種免許は不要です。しかし、緑ナンバーのバスで送迎を行うときには大型二種免許か普通二種免許がなければなりません。
大型二種免許を持っている運転手は有利
幼稚園バス運転手の募集求人に応募するときには、幼稚園で使用しているバスの大きさや必要な免許証について確認するとよいでしょう。
複数の免許や大型二種免許を所持していれば、採用される確率も高まります。バスの運転手として長く勤めていきたいのなら、早めに大型二種免許を取得しておくのがおすすめです。
もし、幼稚園バスの運転手になったときに、運転している時間以外はどのように過ごすか気になりませんか?
幼稚園バス運転手としての働き方に興味がある人は、以下の記事をご参照ください。
➡幼稚園バスの運転手 送迎時にバスの運転をする以外どうやって過ごす?
幼稚園バスの運転手が持っていると有利な資格
幼稚園バスの運転手の求人には、バスの運転のみをするものと、バスの運転がない時間には幼稚園の用務員業務やサポート業務をするものがあります。
さまざまな業務を担当するフルタイムの幼稚園バス運転手の求人に応募するときには、役立つ資格を所持していたほうが有利になります。電気工事士やボイラー技士、危険物取扱者といった資格を持っているのなら面接時にぜひアピールしましょう。定期的に幼稚園周辺の草刈りをすることも考えて、刈払い機技能講習を受けておくのもおすすめです。
幼稚園バスの運転手になるためには、必ず大型二種免許が必要というわけではありません。しかし、大型二種免許があれば仕事の幅も広がるので、ぜひ取得したいですね。
幼稚園バスの運転手の求人に応募するときには、条件や必要資格、園で使われているバスのサイズをよく確認しておきましょう。
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