ベテランドライバーが注意すべき運転のポイント5選
ベテランドライバーが注意すべき運転のポイント5選
ベテランドライバーは長年の経験からか、このくらいなら大丈夫だろうと自分の力を過信してしまうことも。この過信からくる不注意や危険運転が、大きな事故につながるケースも少なくありません。運転に慣れているからこそおちいりやすい不注意や、起こしやすい事故など、運転時に注意したいポイントを5つに分けてご紹介。初心者よりも経験が長いからこそ一度基本に立ち返り、大きな事故に発展する前に一度自分の運転をチェックしておきましょう。
ベテランドライバーが見逃しがちな注意点3つ
ベテランドライバーは長年の経験から、自己流の運転になりやすい傾向にあります。ルール違反や危険運転につながる前に基本に立ち返り、気を引き締めて車を運転することが大切です。
1ドライブするときの姿勢
姿勢が楽だからといってペダルとシートの距離を開けすぎていると、アクセルやブレーキを踏みこみにくく、いざというときに危険をともなうことも。もう一度ドライビングポジションを確認して、正しい座り方を心がけましょう。
2運転しにくい履物
近い距離の運転だからといってサンダルやヒールがついた靴などで運転してしまうのもベテランドライバーに多いもの。脱げやすい靴での運転は、アクセルやブレーキの踏み込みに支障が出ることがあります。ドライブしやすい靴に履き替える、またはドライブ用に運転しやすい靴を車に置いておくなどの措置が必要です。地域によって、サンダルで運転することは安全運転義務違反になることもあります。
3ながら運転
車の運転に慣れているドライバーに最も多いのが、ながら運転。飲み食いしながら、スマホを見ながら、わき見をしながらなど、注意力が散漫になるような運転はNG。歩行者や障害物が見えにくくなり大変危険です。
天気や体調、ベテランドライバーが気をつけたい状況2つ
いつも通い慣れている道だったとしても、天気や体調など状況が変われば危険がともないます。ベテランドライバーが状況によって気をつけたいことは次の2つです。
1雨の日や雪の日、夕暮れどきなど
初心者よりもベテランドライバーに圧倒的に多いのが、荒天時にスピードを出して運転してしまうこと。また降雪時に、「雪がまだ積もっていないから」、「短い距離だから」と、ノーマルタイヤのまま走行し事故を起こしてしまうのもベテランドライバーが多いそうです。日暮れどきの無灯火運転も危険です。
2寝不足、体調不良時の運転
睡眠不足や風邪をひいて熱があるときなど、体調が思わしくないときは普段よりも注意力が落ちています。無理せずしっかりと休養をとってから運転するようにしましょう。
キャリアが長いからこそ、心と身体の両方を整えて運転を
経験の長いドライバーだからこそ心と身体の状態を見直すことが重要です。
イライラしているときや考えごとをしているときなどは、心を落ち着かせてから運転しましょう。いつも飲みなれたドリンクを飲んだり、ガムをかんだりするなどし、リラックスした状態で運転席につくことをおすすめします。また、常に大切な人を乗せているという気持ちで運転するのも事故の予防につながります。
もちろん、心の状態だけではなく、身体の状態も大切です。寝不足が続いていては危険なシーンで正常な判断をすることができません。日頃の体調管理や年に一度の健康診断で体の状態を把握しておくことも大切です。
ベテランドライバーは長年の経験から、このくらいは大丈夫だろうと「だろう運転」をしてしまいがちです。キャリアが長いからといって腕を過信せず、安全運転を心がけましょう。
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