運転中のイライラは6秒の「アンガーマネジメント」で回避!
運転中のイライラは6秒の「アンガーマネジメント」で回避!
昨年、東名高速道路であおり運転による悲惨な死亡事故が起きたのは記憶に新しいところです。ドライブレコーダーの必要性に関心が集まっていますが、その後もあおり運転による事故や逮捕者が後を絶ちません。あおり運転は、運転中にちょっとしたことで腹を立てて実行されるケースが多いです。もちろん、常識的な人であればイライラしたからといってあおり運転などしません。しかし、「運転中にほかのドライバーに対して怒りやイライラを感じたことがある」という方は多いのではないでしょうか?
あおり運転をしないとしても、運転中のこうした心理状態は事故を引きおこすきっかけになりかねません。運転中にイライラしやすくなる心理と、それをやり過ごす方法について知っておきましょう。
運転中にイライラしやすくなる理由とは
そもそも運転中というのは、ほかのドライバーの運転に対してイライラを感じやすい環境であるとされています。
車内という外部から区切られたプライベートな空間では、自室にいるような気持ちになりがちなもの。路上というパブリックな場にいるという意識が薄くなり、ほかの人が自分の思っていたのとちょっとでも違う動きをしたときに、邪魔されたような気持ちを感じやすいのです。
路上ではほかのクルマとの意思疎通を図りにくく、誤解が生じやすいこともイライラにつながります。例えば、攻撃的な意図のないクラクションやパッシングを「あおり」だと感じてしまうなどといったケースです。
さらに、高速道路で高速運転しているときは、スピードを出すことで交感神経が優位になり、血圧が高まるなど心身が興奮しやすい状態になっているという要因もあります。
こうした要因が重なって、運転中はちょっとしたことでイライラを感じやすいのです。
ピークは6秒!「アンガーマネジメント」でやり過ごす
怒りをコントロールすることで危険運転防止につなげる取り組みを行っている「日本アンガーマネジメント協会」によれば、人の怒りのピークは6秒であるということです。運転中にイラッとすることが起きても、6秒間やり過ごすことができれば冷静になることができると考えられています。
具体的には、イライラしたときに自分が感じたことを声に出すことで、気を紛らせ感情を落ち着かせることができると言います。自分を落ち着かせるための言葉をあらかじめ用意しておいて、その6秒の間に声に出すのも良い方法です。
まとめ
自分の運転技術に自信を持っている人ほど、運転中にイライラを感じやすい傾向があるようです。運転中の感情の乱れは、運転に対する集中力を低下させ、安全確認を忘れるなど事故の危険性を高めます。安全運転のために、まずは自分の感情を上手にコントロールできるように心がけていきましょう。
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