個性いろいろ!子どもの持つ4つの気質とは
個性いろいろ!子どもの持つ4つの気質とは
幼稚園バスのドライバーをやっていると、なにかと子どもと接する機会が多くなるものです。バスのドライバーであれば子どもの教育をする必要はないかもしれませんが、子どもそれぞれの気質を理解しておくことで、子どもとの接し方が見えてくることがあるかもしれません。
ここでは、ドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱する、子どもが持つ4つの気質についてご紹介します。
子どもの気質①胆汁質
子どもが持つ気質のひとつが「胆汁質」と呼ばれるものです。
胆汁質は火の性格ともいわれ、この気質の子どもは自己主張が強く、怒りっぽい性格であるとされています。些細なことでも周囲の子どもと衝突をすることが多くなるのが特徴です。
ライバルと競争をする環境になると躍起になるタイプですので、なにかクイズやなぞなぞなど、その子が挑戦したくなるような話をしながら接してみるといいかもしれません。
胆汁質の子どもの特徴
・自己主張が激しい
・意思が強い
・行動力がある
・些細なことで周囲と争う
・踏みしめるようにしっかり歩く
など
子どもの気質②憂鬱質
憂鬱質の子どもは物事を悲観的に考える癖があります。土の性格とも呼ばれ、非社交的な性格である傾向が多いのが特徴です。
敏感で傷つきやすい一方で、他者の気持ちを考え、真剣に同情することができます。
憂鬱質の子どもと接するときは、無理に話を続けようとしたりせず、子どもの話を真剣に聞いてあげることに徹するのがいいかもしれません。
憂鬱質の子どもの特徴
・物事を悲観的に考える
・非社交的
・自分に対して関心がある
・懐疑的な態度をとる
・足を引きずるように、重たそうに歩く
子どもの気質③粘液質
粘液質は水の性格とも呼ばれ、休む、食べる、寝ることが大好きなおっとりとした性格を持っているといわれています。一度やり始めると集中し、時間がかかっても指示されたことは正確にやり通そうとします。指示は正確に聞く反面、放っておいてもらいたい性格も持ちあわせていますので、接するときはさりげなくやってもらいたいことを伝えるようにするといいでしょう。
粘液質の子どもの特徴
・休む、食べる、寝ることが大好き
・人から注目されることを嫌う
・おっとりした性格
・指示はきちんと聞き、正確にこなそうとする
・ゆったりと歩く
子どもの気質④多血質
多血質は風の性格とも呼ばれ、人当たりの優しい楽天的な性格であることが特徴といわれています。興味の対象が多く、理解力や想像力に富んでいる反面、ひとつのことを持続的に長時間やることが得意ではありません。
多血質の子どもと接するときは、ひとつの話題や遊びを続けようとはせず、できるだけ変化をつけながら接するようにしましょう。
多血質の子どもの特徴
・さまざまなことに関心を持ち、ひとつのことに集中できない
・楽天的
・人当たりがよく、優しい性格
・刺激されやすき、感情が豊か
・軽やかな足取りで歩く
ルドルフ・シュタイナー博士によれば、子どもは以上のような4つの気質に分類されます。しかし、どれかひとつの気質に当てはまっているからといって、全員が全員同じような性格であるというわけではありません。ですので、子どもと接するときはその子自身の個性に合った対応をするようにしてあげるようにしましょう。
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