2020年発表!いまどきの子どもが「将来なりたい職業」は?
2020年発表! いまどきの子どもが「将来なりたい職業」は?
第一生命保険では、毎年日本全国の小中高校生を対象に将来自分が目指したい職業のアンケートを実施しています。
2020年の第32回「大人になったらなりたいもの」のアンケート結果は、計3,000人を対象にインターネット回答形式によって行われ、対象を幼児・児童から小学3年生~6年生・中学生・高校生へと変更しています。
2020年版(2021年3月公表)の男女別 子どもの「将来なりたい職業」を見ていきましょう。
子どもの「将来なりたい職業」:男の子編
2020年のアンケート結果では、男の子の「将来なりたい職業」は以下のようなランキングになることが分かりました。
1位 会社員
2位 YouTuber/動画投稿者
3位 サッカー選手
4位 ゲーム制作
5位 野球選手
6位 鉄道運転士
7位 警察官
8位 公務員
9位 料理人/シェフ
10位 ITエンジニア/プログラマー
教師・教員 (同列)
2位に「YouTuber」「動画投稿者」がランクインし、10位には「ITエンジニア」「プログラマー」がランクイン。
生まれた時からパソコンやスマートフォンなどのデバイスが身近にある「デジタルネイティブ世代」が多いために、動画やプログラミングなどが一般的な職業として認知されていることがわかります。
一方で、6位の「鉄道運転士」のように従来から男の子の憧れのひとつである運転士もランクインしており、現代的な職業が並ぶ中でも夢を反映した結果となりました。
子どもの「将来なりたい職業」:女の子編
2020年のアンケートでは、女の子の「将来なりたい職業」は以下のようなランキング結果となりました。
1位 パティシエ
2位 教師・教員
3位 幼稚園の先生/保育士
4位 会社員
5位 漫画家
6位 料理人/シェフ
看護師 (同列)
8位 芸能人/アイドル
9位 公務員
医師 (同列)
女の子の憧れの職業の代表格である「保育士」「看護師」「芸能人」は今年もランクイン。
一方、男の子の結果の第1位にも輝いた「会社員」は第4位に位置しています。新型コロナウイルス感染症の拡大によってリモートワークや職場のテレワーク化が進むなか、会社員の仕事について身近に感じる子どもが増えてきていることがわかります。
憧れに加えて現代的な職業がランクイン
子どもの夢はその時代に応じて変化し、時流や時勢を反映するケースが少なくありません。
しかし一方で運転士や保育士など、いつの時代にも人気の高い職業が選ばれることもあり、IT技術やテクノロジーを取り入れてこれらの職業も変化していくと考えられます。