スクールバスでの酔いを防ぐ方法は? 乗り物酔いの原因
スクールバスでの酔いを防ぐ方法は?
子どもは大人よりも乗り物に酔いやすい傾向があります。そのためスクールバスに乗っていると気分が悪くなってしまうお子様も少なくありません。
お子様が乗り物に酔わないようにするためには、あるいは酔いにくいようにするためにはどういった点を注意すればいいのでしょうか。
今回はスクールバスで乗り物酔いしてしまう原因について説明していきながら、どういった点に気をつけるべきなのか、対策方法を紹介していきます。
そもそもなぜ子どもは乗り物酔いをしてしまうのか
子どもは三半規管が未熟なため、車酔いをしやすい傾向があります。三半規管は耳の奥にある平衡感覚を司っている場所で、バランスを取ったり体の揺れを感知したりする機能があります。
子どもはこの機能が未熟なため大きな揺れなどに対応できず、それにより体調を崩しやすいと考えられています。車の揺れは三半規管への影響が大きいため、子どもは乗り物酔いをしやすいというわけです。
車酔いをしてしまう子どもへの対策
・急ブレーキを避けるなど、揺れを極力抑える
荒っぽい運転をしてしまうと車内に強い揺れを引き起こしてしまうため、できる限り余裕を持ってブレーキをかけるのがポイントです。急ブレーキをできるだけ控え、ハンドル操作をゆったりさせて揺れを起こさないように努めることで、車酔いのリスクを軽減させることにつながります。
・意外に大切な「ニオイ対策」
車内のニオイを抑えるために甘い香りやフレグランス剤などを使っているスクールバスも、乗り物酔いと引き起こしやすくなっていることはご存知でしょうか。この匂いの刺激が子どもには強すぎて、それによって気分が悪くなって車の中で酔ってしまう、という子もいらっしゃいます。
そのためフレグランス剤は極力刺激が強すぎないものを選んだり、スクールバスの中をできるだけ無臭に保てるよう心がけることが乗り物酔い対策につながるのです。
酔いやすいか酔いにくいかは車内環境でも変わる
乗り物酔いの強さは子どもによってまちまちですが、実は健康状態にも強く影響しているため、睡眠を取っていたり、身体を締め付けない服を選んでいるなどでも、酔いやすいか酔いにくいかが決まってきます。
さらに今回紹介したような揺れを抑えた運転や車内のニオイに気を遣うなどの配慮を行うことで、お子様の乗り物酔いのリスクを抑えることができるのです。
子どもがスクールバスに抵抗を感じないよう、今回紹介したような点に目を向けて、乗り物酔い対策を行ってみてはいかがでしょうか。
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