バスでも感染の可能性? インフルエンザ対策
インフルエンザ対策
季節は真冬になり、気温がぐっと冷え込むことが多くなりました。寒い季節になると怖いのがインフルエンザです。
人が多く集まるところへ行くとインフルエンザ感染のリスクが高まりますが、最近では園児が利用する幼稚園バスがインフルエンザの感染源のひとつになっていると話題になっています。幼稚園バスは密室空間に多くの園児が乗り込むことになります。園児は大人と比べてウイルスに対する抵抗力が弱く、1人が感染することで一気に全員に感染が拡大してしまう危険性があるので要注意です。
密室に大勢の児童が乗るバスでは、しっかりしたインフルエンザ対策が重要になります。バスでできるインフルエンザ対策を見ていきましょう
弱酸性次亜塩素酸水溶液で除菌する
インフルエンザは感染者が触れることで感染する、「接触感染」という感染経路を持っています。そのため、個人が日ごろから手洗いなどを心がける必要もありますが、それと同時にバス車内をしっかり除菌しておくことも、バス車内でのインフルエンザ感染を予防する手段のひとつです。
ウイルスを除菌するための方法のひとつに、大学病院や大手食品会社、福祉施設などで利用されている「弱酸性次亜塩素酸水溶液」を車内噴射することでバス車内の除菌をするとうものがあります。
バス車内に、3ミクロンの超微粒子を噴出する噴霧器を搭載し、定期的にバス車内全体を除菌します。インフルエンザだけではなく、ノロウィルスや0-157といった病原菌を死滅させることができ、より安全な車内環境を生み出すことができるでしょう。バス車内の病原菌を死滅させることで、園児はもちろん、運転手への感染予防になり、インフルエンザの感染経路を断つことができるのです。
デルフィーノで抗菌する
株式会社デルフィーノケアが提供しているサービス「デルフィーノ」の利用で、バス車内への抗菌・抗ウイルス対策をするというのもひとつの方法です。
株式会社デルフィーノケアは、「感染ゼロを目指して」というコンセプトのもと、抗菌・抗ウイルス対策をおこなっている企業です。病院での院内感染予防や、救急車内での感染予防など幅広い感染予防を手掛けています。
デルフィーノのサービスでは光触媒TiO2(酸化チタン)、抗菌触媒Ag(銀)、三元触媒Pt(プラチナ)の3種を利用し、抗菌、抗ウイルス、防臭、防カビをおこなうのです。この3種を利用した「デルフィーノ」を専用の噴霧器で空間に散布し、空間全体を抗菌します。接触感染を防ぐとともに空気も抗菌されるため、飛沫感染も防ぐことが可能です。
最後に
多くの園児が毎日必ず利用する幼稚園バス。園児一人ひとりに手洗いうがい、マスクの着用を促すことも重要ですが、それと同じくらい、バス車内を除菌・抗菌し、感染源をなくしてしまうことも大切です。
感染すると場合によっては命にもかかわるインフルエンザ。しっかり予防・対策をおこないましょう。