ドライバー必見! 休憩の際に取り入れたいおすすめのストレッチ
休憩の際に取り入れたいおすすめのストレッチ
運転を仕事としているドライバーの方は、必然的に血行不良に陥りやすく、慢性的なコリを感じている方も少なくありません。
コリは身体の動きだけでなく、頭の働きをも鈍くしてしまうため注意が必要です。
ここでは、運転を生業としているドライバーの方が休憩の際に取り入れたいおすすめのストレッチをご紹介します。
車から降りておこなうストレッチ
・背中と腰のストレッチ
車の扉を背にして立ち、そのまま体を捻って車に触れましょう。このとき、つま先が浮かないように注意してください。
捻る動作が速いとかえって負担をかけてしまう恐れがあります。10~15秒かけてゆっくりと捻ることが大切です。
・脇腹を伸ばす
直立した状態で、足を組むように右足を左足の前にだします。手を後頭部に沿えたら、身体を左に倒しましょう。脇腹が伸びた姿勢で深呼吸を3回おこないます。
次に、足を組みなおし、反対側に倒して同様に深呼吸を3回おこなってください。
・肩のストレッチ
腕を後ろに回し、手のひらが背中を向くように両手を組みます。そのまま、身体を前に倒しながら腕を上げます。腕を真上に上げたとき手のひらは地面を向くようにしてください。
腕を上げたときに肩甲骨が内側に寄っている感覚があれば正しくできています。そのまま10秒維持したら、力を抜きリラックスしましょう。
・ふくらはぎのストレッチ
椅子に座ってふくらはぎを親指でじっくりと揉みほぐします。
揉み解したら立ち上がり、アキレス腱を伸ばしましょう。片足を前にだしたら、その足に体重をじっくりとかけていきますが、このとき、後ろに残っている足のかかとが浮かないように注意してください。
車内でできる簡単なストレッチ
忙しいときは、休憩も車の中になってしまうこともあるでしょう。
車の中でのちょっとした休憩では以下のストレッチがおすすめです。
・背筋を伸ばすストレッチ
腕を上げ、背筋を伸ばしましょう。このとき、指先が後方を指し、手のひらが天井にペタっとつくことが大切です。
腕がまっすぐ伸びるように、手を天井に着ける位置をずらしても問題ありません。
背筋を伸ばしたら、全身の力を抜いて前かがみになります。
以上の動作を3回ほど繰り返してください。
力を抜いたときは、2回ほど深呼吸して、リラックスしてから腕を上げるようにするのがポイントです。
・肩のストレッチ
背筋をまっすぐにした状態で、両肩を上げます。
肩が上がった状態で10~15秒ほど維持したら、ストンと降ろしてください。
これを3回ほど繰り返しましょう。
最後に
長時間の運転は血の巡りを悪くし、エコノミークラス症候群を引き起こす恐れがあります。
ひどいときは、血栓が肺に流れて呼吸困難になる恐れもあるため、注意が必要です。
健康的に仕事を続けるためにも、休憩などのちょっとした時間でストレッチをすることが大切ですよ。