上手い下手の違いはどこ? 上手いと思われる運転テクニック!

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上手い下手の違いはどこ? 上手いと思われる運転テクニック!

上手い下手の違いはどこ?

運転の上手い下手はその人が運転していた期間・経験に基づく部分が大きく影響します。
しかし、運転していた期間が短くても十分にうまい人もいれば、何年も運転しているのになかなか運転テクニックが上達しない人もいます。これは上手さにつながるテクニックを理解して身につけているかどうかの違いです。
ここでは、車の運転が上手いと思われるテクニックについてご紹介します。

ドライビングポジション

ドライビングポジションは正しくブレーキやハンドルを操作し、安全運転のために欠かせないものです。

シートには深く座り、姿勢がずれないように注意しましょう。走行中にお尻がずれたりすると足元の操作に支障が出やすく危険です。

シートに正しく着席していないとシートベルトの装着が正しく行われずお腹に食い込んだままになり、衝突事故などの際に内臓を損傷するおそれもあります。
ただし、深く腰かけて足が伸びてしまわないように要注意。アクセルとブレーキをいっぱいに踏んだ状態で軽くひざが曲がりゆとりができるくらいの位置に整えてください。
背中はすべてシートにつけて、ハンドルの頂上部分で両手が組むように、ひじが伸びきらない位置までリクライニングを調整します。
ひざと同様にひじも伸びすぎは危険です。背筋が伸びた状態でひじ・ひざに適度なゆとりが生まれるようにポジションを決めましょう。

次に、ヘッドレストの中央部分が耳と同じ高さに来るようにします。あごを軽く引いても無理のない姿勢になるように調節してください。
ハンドルは操作したときに肩が離れすぎない9時15分の位置が理想です。ルームミラーも自分から路面や周囲の車が見える位置に角度を調整しましょう。


■余裕のある車間距離を維持できる

車間距離に余裕がないと、前の車が急ブレーキをした際に、こちらも慌てて急ブレーキをしなければいけません。ほかにも、隣の車線から車が無理やり車線変更してきたときに急ブレーキを踏むことになるでしょう。
前の車両との距離に余裕を持つことで、前の車だけでなく、左右の車線からの危険にも落ち着いて対応しやすくなります。
しかし、車間距離が開きすぎているとかえって割り込まれやすくなり、危険が増します。また、渋滞が起こってしまう原因にもなりますので、現在走行している車道の制限速度に合った車間距離を維持することが大切です。

ウィンカーを適切に使う

ウィンカーを出すというのは、周囲の歩行者や車に対してしっかり意思表示ができ、配慮ができていることの表れだと言えます。ウィンカーの使用によって、自分は事故を起こす恐れがある動作をしているという自覚にもつながるのです。
まれにウィンカーを使用しない人もいますが、ウィンカーを使うのはマナーではなくルールですので、周りに車がいなくても必ずウィンカーを使うようにしましょう。

揺れない運転をしている

これは、同乗者が運転者に対して運転テクニックを感じ取るポイントです。
急発進、急加速、急ブレーキといった車体に揺れを起こす運転は同乗者を酔いやすくしてしまいます。
また、停止するときの「かっくん」をしないというのもテクニックのひとつ。車が止まるときに「かっくん」をすると同乗者の首が揺れ、酔いやすくします。運転が上手い人は、車を止まる直前にブレーキを緩める技術が上手いのです。
また、車線変更の回数を少なくすませるのも、運転が上手い人のテクニックの1つ。車線変更が増えるほどハンドル操作とペダル操作の回数が増え、それだけ車が揺れる要素が増えてしまうのです。

■無駄なブレーキ操作をしない

運転が上手い人はブレーキペダルを踏む回数を最小限にしています。前方の信号の変わり目を予測し、予めアクセルを弱めたりエンジンブレーキを使ったりして減速し、直前に優しくブレーキを踏むなどの工夫をしているのです。
前方に車も信号もないのにブレーキをする人がいますが、これはスピードの出し過ぎなど、適切な速度調節ができておらず、不安や焦りなどからくることが多いです。無駄なブレーキは後続車にもブレーキ操作をさせてしまうため渋滞につながります。
運転が上手い人は同乗者や周囲の歩行者や車への配慮をするだけでなく、車の流れまでイメージしていることが多いです。また、危険をあらかじめ避ける能力も高く、視界を塞ぐ大きなトラックの隣には長くいないなどといった工夫をしている人も多くいます。
これらの配慮や工夫によって、急な操作や無駄な操作を減らし、集中力を保ち、上手い運転ができるようになるのです。

テクニックだけでなく配慮と気遣いも重要

適切なドライビングポジションは体への負担が少なく、精神的な安定感にも繋がります。メンタルが安定することでさらに周囲に配慮ができるようになり、道路上にいるすべての車や人の状態を見渡せるようになります。

運転中は適切にハンドルやブレーキを操作する技術だけではなく、同乗者への配慮も必要です。急な加速や減速、急発進、蛇行運転など同乗者が危険を感じるような運転はもちろん避けるべきですし、万が一同乗者が危険を知らせてくれた時はアドバイスにしたがって運転してください。

運転中のカーナビや車内設備の操作はハンドルやブレーキの誤操作に繋がりやすく危険です。法令でも禁止されているので、必ず同乗者にお願いをして確認してもらいましょう。道案内をしてもらっている間も、ドライバーは運転状況に集中したまま目を離さないようにしてください。

また、同乗者と話し込んで危険な箇所を見落とすこともあります。交差点・信号付近・信号のない場所・細い道・高速道路などさまざまなリスクのある場所では会話はほどほどに。

同乗者と自分自身の安全のために、車内での会話をあえて控えるのもひとつの配慮といえるでしょう。

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