幼稚園のバス内で盛り上がるレクリエーション7選
行楽シーズンに欠かせないレクリエーション
行楽シーズンなどは、幼稚園の遠足や課外授業などで普段より遠くまでバス移動する機会も多くなると思います。そんなバス移動の際には、園児たちを退屈させないためも「レクリエーション」を用意しておく必要があるでしょう。
ここでは、幼稚園バスの中でできるおすすめのレクリエーションをいくつかご紹介していきます。
レクリエーションのご紹介
イントロクイズ
曲の出だしのイントロ部分を聞いて、それが何の曲なのか当てるレクリエーションです。先生がイントロをハミングすることで、音源を用意できなくてもおこなうことができます。
童謡や子供向けアニメの歌など、幼稚園児でもわかる曲を事前に考えておきましょう。
なぞなぞ(クイズ)
幼稚園児でもわかりやすいお題がおすすめです。
また、ものまねやジェスチャーなどで、それが何を指しているのかを当てるクイズも面白いでしょう。
じゃんけん
担当者がセンターに立ち、幼稚園児たち全員に向けてじゃんけんをし、最後まで繰り返し勝ち続けた人が勝ちというルールでおこないます。
下準備もいらず、また全員が参加でき楽しむことができる定番のレクリエーションです。ただし大きなバスですと後ろの席の子供が見づらくなることもありますので、位置は調整しましょう。
しりとり
しりとりはある程度言葉を知っていないと楽しめないため、4~5歳以上の幼稚園児が多いときにおすすめです。
なお、前の席からスタートし、途中で終わってしまうと後ろの席の子が楽しめない為、2回目はバスの逆側の席からスタートする、順番ではなく挙手制にするなどの工夫も大切です。
連想ゲーム
花の名前、動物の名前、野菜の名前など、“お題”を決めて、それに合った回答をしていくゲームです。
こちらも幼稚園児でも考えやすいお題にする、皆が参加できるよう順番で回答させることなどがポイントです。
伝言ゲーム
こちらも、幼稚園児ですのであまり長く難しくせず、ある程度伝えやすい言葉にするのがポイントです。
またバスの席の背もたれが高い場合などは、前後で伝言する際の立ち上がりで危険になることもありますので、横の席でチームを組むなど、バスの構造に合わせた工夫も大切です。
歌遊び
レクリエーション向けの歌を歌って楽しむゲームです、例えば、次のような歌がおすすめです。
・バスごっこ
・かなづちトントン
・ぐーちょきぱーで何作ろう
・げんこつ山のたぬきさん
・これくらいのお弁当箱に
・ちゃつぼ
など
これらの歌は、リズムに合わせて手足を動かしながら楽しめる歌となっていますので、歌うだけで楽しめ盛り上がります。
ただし、狭いバスですと思うように体が動かせなかったり、周りとぶつかることもありますので、こちらもバスの構造を考えた上でおこないたいところ。
バスレクリエーションをする狙い
バスレクリエーションには子どもたちが車内でも飽きずに楽しく過ごし、長時間同じ場所に座ることで体に受ける負担を軽減する狙いがあります。
幼児や小学校低学年ごろの子どもたちは、好奇心旺盛で我慢のききづらい年齢です。長時間バスに乗車していると飽きてしまい、走行中に立ち上がったり席を移動したりといった行動に出る場合もあります。
万が一急ブレーキを踏んだときに着席していないと、転倒して思わぬケガに繋がるおそれも。そのような事故を防止する意味でも、子どもたちの注目を集めるレクリエーションが役立ちます。
バスレクリエーションは友達や家族と一緒に盛り上がれる方法なので、単に飽きないようにするだけではなく、「楽しかったバスの思い出」として子どもの心に印象づける効果も期待できるでしょう。
自己紹介やクイズなど口頭でできるレクリエーションも、内容によっては車外での活用より盛り上がることがあります。目的地やすでに訪れた場所の内容を盛り込むと、思い出をさらに深く印象に残すこともできるかもしれません。
園児たちの安全を守り、課外活動を楽しい思い出にするレクリエーションをぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
レクリエーションを上手に用いて楽しいバス移動を
この記事では、幼稚園のバスで盛り上がれるおすすめのレクリエーションやレクリエーションの狙いをご紹介しました。バスの移動時間も楽しめればいい思い出になりますので、ぜひ園児たちを楽しませられるレクリエーションを考案してみてください。