意識したい！　タクシー会社の面接で気を付けるポイント

タクシードライバーは乗客への接客も一つの仕事となりますので、「身だしなみ」のマナーがしっかりと出来ているかを面接でチェックされます。

身だしなみのポイントとしては次のとおり。
・面接の際のスーツは、黒もしくは黒に近いグレーが適切
・シャツやネクタイも派手な色やデザインではなく、無難なものが適切
・男性の場合は、髪は短髪でさっぱりとした髪型、またカラーで染めていない状態が望ましい
・髭はしっかりと剃る

など

“清潔感”や“信頼感”を与えられる身だしなみがポイントとなってきます。

常識があり、正しいコミュニケーションが取れるかもタクシーの面接ではよく見られています。そのため面接時のマナーには気を付けたいところ。

面接時のマナーのポイントとしては次のとおり。
・ドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われた後に、「失礼します」と言って面接部屋に入ります。
・席の横で「本日は宜しくお願いいたします」と挨拶をしてから一礼し、「どうぞ」と言われた後に、着席します。
・面接中は、はっきりとした口調で受け答えをします。
・「これで面接は終了となります」と言われたら、起立し、「本日はありがとうございました」と挨拶をしてから一礼し、出口に向かいます。
・出口のドア前で、「本日はありがとうございました」と再度一礼し、ドアを開けます。
・面接部屋の外に出た後、一度面接官とアイコンタクトを取った上で、ゆっくりとドアを閉めます。

タクシードライバーの面接で、よく問われる点は次のとおりです。

・コミュニケーション力
タクシードライバーは多数のお客さんと接することになるため、コミュニケーション力が重要です。どんな人であっても心地よく適切なコミュニケーションが取れる人柄がアピールできればプラス評価に繋がります。

・運転能力
運転能力においては、運転の上手さだけでなく安全運転がおこなえる“慎重さ”が求められます。慎重でまじめな性格をアピールしましょう。
また過去の違反などを問われることもありますが、嘘を付くのは厳禁です。過去に違反がある方は真実を伝えた上で、それをフォローできる回答も用意しておくことがポイントです。

・健康状態
タクシードライバーの場合、事故を防ぐためにも「健康状態」が重視されますので、健康的であることがアピールできれば好感を持たれます。
また簡単な健康状態の確認を面接中にされることもありますが、これについても嘘は厳禁です。病気などを抱えている方は真実を伝えた上で、フォローできる回答も用意しておきましょう。
今回ご紹介した内容は基本的なものも多いですが、タクシードライバーの面接の場合、そういった基本部分が出来ているかをよく見られます。面接時のちょっとした対応でもそれが見え隠れしますので、まずは基本をしっかりと見直すことが大切です。