体の固さは事故の元!? ドライバーにおすすめの運転前の体操
体をほぐすことを意識して
簡単な体操からご紹介します。数分でできるのでぜひ運転前には行うようにしてください。
まずは首をゆっくりと回していきます。左右の注意確認には欠かせない首の動きです。左右に3回ほど回して下さい。
次に肩をほぐしていきます。手を組みながら前や上に大きく伸ばしていきましょう。3回から5回ほど行ってください。
次に腰です。腰が動かないととっさのアクセルブレーキが遅れてしまうことがあります。次の体操をしっかりと行いましょう。
手に腰を当ててゆっくりと上体を反らすように動かします。その後ゆっくりと息を吐きながら自分のお腹を見るように前にかがんでいきます。
後ろに10秒、前に10秒で1回20秒ほどとし、3セット行って下さい。
最後に足の体操です。まずは膝に手をついて、膝を開いたり閉じたり円を描くように動かしましょう。
次に手で足をつかみ、足首をぐるぐると回していきます。これは座って行っても構いません。
左右ともに20秒ほど行いましょう。
膝を開いたり、足首を回す体操は車の中でも行うことができるので、運転の休憩中に行うようにしてください。
ただし、しっかりと車を停止してから行うようにしましょう。エンジンがかかっている状態で体操をしてしまうと、思わぬ操作ミスで事故につながる恐れがあります。
長時間運転する場合
長時間に渡って運転する場合は注意が必要です。そもそも、座りっぱなしでいること自体が体に良くありません。
2時間に一度は休憩を取るようにして、休憩中は座って休むだけでなくできるだけ歩いたり体操をするようにしましょう。
休憩を取って体操をする際は、屈伸運動をした後、周囲を1分ほど歩くようにして下さい。
歩くだけでも体を動かすことになり、脳が活性化して事故の原因を減らすことができます。
しかし疲れだけでなく、眠気がある場合は、何よりも仮眠が必要です。自分の状態をしっかり把握して無理な運転はしないようにしましょう。
体の健康状態を意識することが、安全運転につながります。休憩を定期的にとり、適度に体操して動かすことで、事故が発生するリスクが大きく軽減されます。
運転前にはぜひこれらの体操を行ってから運転を始めるようにしてください。