社員送迎バス、どんな免許が必要なの?
社員送迎バス、どんな免許が必要なの?
社員送迎バスを運転する場合、別途免許が必要になるのでは?と疑問に感じている方もいるでしょう。ここでは、そんな社員送迎バスでの運転に必要な資格や魅力について解説しています。送迎バス運転手に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
社員送迎バスに必要な免許は?
車を運転するうえで免許は必要不可欠ですが、運賃の有無によってどの免許が必要になるか変わってきます。ここでは社員送迎バスに必要な免許について解説します。
■送迎バスに必要な免許
送迎バスの場合、自動車普通免許以外に大型第2種自動車免許が必要になる場合があります。送迎バスと言っても運転する車両の大きさによって必要な免許も変わってくるため、自動車普通免許を取得していれば、どの送迎バスも運転できるわけではありません。
ちなみに、送迎バスには社員用以外に幼稚園や介護施設、塾などさまざまな種類があります。それぞれに求められるスキルや資格が異なりますので、事前に確認しておくおきましょう。
■第2種運転免許は必要?
一般的には社員送迎バスで第2種運転免許は必要ないので、自動車普通免許さえ取得していれば運転することができます。第2種運転免許が必要になるのは“運賃を支払うかどうか”“契約社員・正社員として勤務する”にあります。また受験資格も自動車普通免許を取得してから3年以上経過している必要があるため、すぐに受験することはできないでしょう。
企業などの社員送迎バスの魅力
近年、送迎バスを導入する企業が増えています。ここでは企業に社員送迎バスを導入する魅力について紹介します。
◎ドライバーの欠席を防げる
信頼できるプロのバス運転手を採用しているので、ドライバーが欠席して送迎ができなくなる心配がありません。また運転技術が高いので事故のリスクも軽減することができるでしょう。
◎車両点検が不要
専用のドライバーがいることで毎日の車両点検を省略することができます。たとえば送迎前や運行後などの点検です。すべてバス会社が行ってくれるので手間が省けるでしょう。
◎いろんなサービスがある
バス会社を利用するのでサービス内容も幅広く、先ほどの車両点検はもちろんのこと万が一ドライバーが欠席してしまった場合でも、別のドライバーを手配することができます。車両に関わるすべての業務をこなしてくれるのでとても魅力的でしょう。
◎通勤時の負担を軽減
さらに、通勤時の負担も軽減できます。毎朝電車やバスでの通勤ラッシュに巻き込まれる心配もないので社員のストレスも軽減できるでしょう。
社員送迎バスの求人の特徴
送迎バス運転手の需要が高まっている昨今、求人も少なくありません。ここでは社員送迎バスの求人の特徴について紹介します。
【企業のマイクロ送迎運転手】
中型1種免許(8t限定表記なし)を必要とし、マイクロバス16~20人乗りの運転が可能です。工場の社員送迎を行い、時給は1800円。通勤費別途規定内も支給されます。シニアの方が多く活躍しているのも特徴です。
【マイクロバス送迎ドライバー】
幼稚園や保育園をはじめスイミングサークルやホテル、レジャー施設などの送迎を行います。勤務地は群馬県高崎市。大型1種免許を必要とし、車種は普通車(ワゴン・1BOX)~10人/ワゴン・1BOX11~15人/マイクロバス16~29人/中型・大型バス30人~の運転が可能です。月給22万円。
社員送迎バスの運転には自動車普通免許以外は不要
運転している方ならある程度ご存知だと思いますが、社員送迎バスの運転手として働く場合、基本的に自動車普通免許で運転できることがわかりました。なかには免許が必要になるケースもありますので、不安な方は事前に確認しておくと安心です。