送迎ドライバーの仕事とは？業務内容・働き方・資格

送迎ドライバーの仕事の種類と内容

送迎ドライバーの仕事には色々な種類があります。そのため、同じ送迎ドライバーでも向き不向きがあります。また給料や待遇も異なりますから、まずは送迎ドライバーの種類や特徴を知りましょう。ここでは代表的な業務内容・必要な免許・働き方・待遇などについて解説しています。

実は意外と多いと言われている送迎ドライバー。ひと口に送迎ドライバーと言っても、いろいろな種類があるため仕事内容も異なります。ここでは職種ごとの特徴について解説します。

・送迎ドライバーの仕事

送迎ドライバーは、言葉のとおりお客さんを目的地まで運ぶことを仕事としています。使われる車は送迎する人数によって異なりますが、普通免許で運転できる場合もあれば、中型免許が必要になる場合もあります。普通自動車から小型バス、ワゴン車までいろんな種類があるため、どの車で送迎するかによって仕事内容も微妙に変わってくるでしょう。また一日中運転しているのではなく、送迎の時間のみ稼働するのも送迎ドライバーの仕事の特徴です。会社によっては送迎以外の時間は他の業務をしていることもあります。

ただし、介護施設の送迎ドライバーの場合は、介護に関する知識も必要になります。職種によって専門知識が求められることもあるので注意しましょう。

・送迎ドライバーの主な業務内容

代表的な業務内容は、
・施設や医療機関へ
・役員車運転手
・夜の仕事をする方へ

特に多いのがこの3つになります。ひと口に施設と言ってもさまざまですが、介護施設や福祉施設などが挙げられます。施設や医療機関への送迎は乗り降りの際に介助を行う場合もあるため、先ほども述べたようにある程度介護の知識が必要になるでしょう。また患者さんを扱うため体力も求められます。

夜の仕事の送迎も送迎ドライバーにとって欠かせない業務です。日中の勤務ではないため深夜でも稼働できる人でなければ難しいかもしれません。なかには日中は他の業務をこなし副業として夜間に送迎ドライバーをしている方もいます。

ドライバーに必要な免許や資格

送迎ドライバーとして働くためには、免許や資格が必要になります。また技術も求められるためある程度の経験も求められるでしょう。

・普通免許
普通自動車で送迎を行う場合、当然ですが普通免許がなければ運転できません。そもそも車を運転するためには普通免許は必須アイテムなので、きちんと取得し運転のときは携帯しておきましょう。

・その他の免許
小型バスや大型車を運転する場合は、中型免許や大型免許などが必要になります。場合によっては第二種免許も求められるでしょう。

・専門知識
介護施設で送迎ドライバーをするなら、介護の知識や患者さんを乗り降りさせるための体力が必要になりますし、車の整備や掃除などもできなければいけません。車を所有している方であればある程度知っていると思いますが、介護や福祉といった特殊な場所への送迎は専門知識も習得しておきましょう。

送迎ドライバーの働き方や待遇について

送迎ドライバーの仕事と言っても就く職種によってさまざまですから、働き方や待遇なども変わってくるでしょう。で無理なく働くためには自分が勤務したい時間帯や取得している免許の種類などを考えて選ぶのが効果的です。特に小型バスや大型車など普通自動車以外を運転する場合はある程度の経験も求められます。

◎働き方
・夜型の人は夜職の送迎
・中型免許を持っている人は小型バスでの送迎
・医療関係の経験がある人は介護や福祉での送迎

◎給与
雇用体系によって異なります。正社員であれば20～35万円程度、それに賞与や各種手当がつきます。たとえ月給が低くても能率手当がつく場合もあるのでその辺も見極めて選ぶと良いでしょう。また無事故手当や残業手当といった待遇もチェックしたいところです。

送迎バスドライバーとして働くメリット

送迎バスドライバーとして働くメリットをみていきましょう。

 日本全国で働ける
 パートタイムの求人が豊富
 短距離から長距離まで選べる
 私服での勤務が可能な職場も

送迎バスドライバーは病院・スクール・ホテル・空港などさまざまな場所で求人を募集しており、日本全国で運転技術や運転経験を活かして働くことができます。

パートタイムの求人が豊富なので、自宅近くで空き時間を活用して勤務したり、Wワークとして別のお仕事と掛け持ちをしたりすることも可能。主婦（主夫）や介護中の方など、ライフスタイルに合わせて時間を活用してお金を稼ぐことができます。

限られたエリアのみの短距離送迎から、遠隔地同士を結ぶ長距離まで選べるのも送迎バスドライバーの魅力。拘束時間が長くなるほど収入にも繋がるため、まとまった時間しっかりと働きたい場合でも自分に合う求人が探せます。

バスやタクシーなど制服のある業務とは反対に、送迎バスは私服での勤務が許されている場合も多く、比較的自由度の高い雰囲気の中でお仕事が続けられます。

送迎を行う際にコミュニケーションが必要になることも多く、人との生きたコミュニケーションがとれることも送迎バスドライバーの特徴であり、やりがいに繋がるポイントといえるでしょう。