送迎バスで事故が起きた場合に責任が生じるのは誰?

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送迎バスで事故が起きた場合に責任が生じるのは誰?

送迎バスで事故が起きた場合に責任が生じるのは誰?

旅館やホテル、病院、各種スクールなどを営んでいる企業のなかには、施設までの送迎サービスを実施している会社も多くあります。このような背景のなか、「もし、送迎バスが事故を起こした場合、だれに責任が生じるのか?」といった不安・疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか?

ここでは、送迎バスの事故責任についての概要と事故防止のポイントについて紹介します。

送迎バスの事故の責任はだれが負うのか

プロのドライバーが送迎バスを運転している場合でも、事故発生のリスクを完全に消し去ることは困難だといえます。たとえば、送迎バスが事故を起こしてしまった場合、以下の人物・施設・企業が事故責任を負う可能性が考えられます。

■送迎バスの運転手
送迎バスが急発進したことにより乗客が転倒事故を起こしてしまった場合、「運転手の過失に基づく運転行為が原因で乗客に損害を与えてしまった」ということになります。また、前述の内容が事実であると証明できた際には、送迎バスの運転手に損害賠償責任が課される可能性が考えられます。

■旅館やホテル・その他の施設

旅館やホテル・その他の施設が直接送迎バスを運行している場合、当該施設が損害賠償責任を負う可能性が考えられます。また、旅館やホテル・その他の施設と送迎バスの運転手との間に実質的な指揮監督関係があった場合も、当該施設に対して責任を追及することが可能なケースがあります。

■送迎バスを運行している会社

旅館やホテル・その他の施設が送迎サービスを他の会社に委託している場合、委託先となっているバス運行会社が損害賠償責任を負うことになります。とはいえ、「旅館やホテルなどの名称がバスの車体に付されている」などの状況下であれば、外形的に送迎バスの運行は旅館やホテルに付帯する業務の一部であると判断される可能性があります。もし、送迎バスの運行は旅館やホテルに付帯する業務の一部だと判断された場合、旅館やホテルなどが損害賠償責任を追及される可能性が高いといえるでしょう。

上述のことから、「旅館・ホテル・その他の施設」や「送迎バスの運行を委託されている企業」は、交通事故の発生を回避するための従業員教育はもちろんのこと、各種保険や委託契約内容の見直しを実施することをおすすめします。

事故防止のためのポイントとは

送迎バスが事故を起こしてしまった場合、バスを管理している施設や運行委託先企業、送迎バスの運転手などに対して重い損害賠償責任が課される可能性があります。そのため、常日頃から交通事故を起こさないための教育や対策を取り入れておくことが重要です。

ここでは、事故防止のためのポイントについて紹介します。

乗客のシートベルト着用を徹底する

事故防止のためのポイントのひとつとして、乗客のシートベルト着用を徹底することが重要になってきます。乗客自身がシートベルトを着用していないことにより、シートベルト非着用の乗客またはその他の乗客への被害が拡大してしまう危険性があります。

送迎バスの安全運行を徹底するためにも、すべての乗客に対してシートベルトの着用を促すよう心がけましょう。

運転手に対する徹底した健康管理の実施

「運転手に対する徹底した健康管理の実施」といったポイントも、事故防止のための対策のひとつだといえます。たとえば、「年2回の健康診断を実施する」や「勤務前のアルコールチェックの徹底」「定期的な運転適性診断の実施」など、安全運行を継続させるための対策を複数設けることが大切になってきます。

送迎バスの事故発生率を最小限に抑える仕組みを整えよう

自社が運行する送迎バスが交通事故を起こした場合、重い損害賠償責任を背負ってしまう可能性があります。また、被害者に対してのお詫びや責任の負担を背負うことはもちろんのこと、交通事故を起こしたバスを管理する運行会社や当該施設の信用度を大幅に引き下げてしまいかねません。

前述のような事態に陥らないためにも、送迎バスの事故発生率を最小限に抑える仕組みを整えておくことが重要です。

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