準中型免許とは?免許の取得方法や乗れる車について解説

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準中型免許とは?免許の取得方法や乗れる車について解説

準中型免許とは?免許の取得方法や乗れる車について解説

ドライバーとして働く目的などで、準中型免許に興味を持っていませんか。準中型免許は、どのような運転免許なのでしょうか。運転できる車や取得方法、取得費用の相場などを解説いたします。以下の情報を参考にすれば、どのようなときに取得するべき運転免許かわかるはずです。

「準中型免許とは?取得するとどんな車に乗れるのか」

準中型免許は、平成29年に施行された道路交通法の一部を改正する法律で新設された運転免許です。準中型免許が新設された主な理由は、トラックドライバーを確保するためと考えられています。近年になり、普通免許では運転できない5トン超のトラックが増えています。このようなトラックを運転するには中型免許が必要でした。中型免許を取得するには「20歳以上であること」と「普通免許、大型特殊免許を取得してから2年以上経過していること(免許停止期間を除く)」が求められます。したがって、20歳未満の方は中型免許を取得できず、トラックドライバーとして働けないことがありました。よって、働きやすい環境を整備するため、準中型免許が新設されたのです。

「準中型免許で運転できる車」
準中型免許・普通免許・中型免許・大型免許の取得者が運転できる車をまとめると以下のようになります。

区分/車両総重量/最大積載量/乗車定員
準中型免許/7.5t未満/4.5t未満/10人以下
普通免許/3.5t未満/2t未満/10人以下
中型免許/11t未満/6.5t未満/29人以下
大型免許/11t以上/6.5t以上/30人以上

準中型免許を取得すれば、車両重量7.5t未満、最大積載量4.5t未満の車を運転できます。残念ながら、乗車定員の関係で、マイクロバスは運転できません。

「準中型免許の取得方法やかかる費用について」

準中型免許の取得方法と取得費用の目安は以下の通りです。

「受験資格」
準中型免許は、18歳以上の方であれば受験できます。運転経歴は必要とされていません。つまり、普通免許を取得していなくても準中型免許を取得することができます。免許を取得するには、適性試験の合格基準も満たさなければなりません。適性試験の合格基準は以下の通りです。

視力
・両眼で0.8以上、かつ、片眼で0.5以上
・奥行知覚検査器2.5mで3回検査して、平均誤差が2㎝以下
(眼鏡・コンタクトレンズ使用可)

色彩
・赤色、青色、黄色の識別ができる

聴力
・10mの距離で90デシベルの警告音が聞こえる(両耳の聴力(補聴器使用可))

運動能力
・自動車の運転に影響する身体障害がない
(障害のある方は運転免許試験場で相談可)

「取得方法」
準中型免許の取得方法は3つに分かれます。

1.免許を取得していない方
指定自動車教習所を卒業(技能教習41時間・学科教習27時間)して、運転免許試験場で学科試験と適性試験に合格。

2.普通免許を取得している方(平成29年3月11日以降に普通免許を取得した方)
指定自動車教習所を卒業(技能教習13時間・学科教習1時間)して、運転免許試験場で適性試験に合格。

3.準中型免許(5t限定)を取得している方(平成29年3月11日までに普通免許を取得している方)
指定自動車教習所を卒業(技能教習4時間)し運転免許試験場で限定を解除。

指定自動車教習所を経ずに運転免許試験場で直接試験を受けて準中型免許を取得することもできます。

「取得費用の目安」
準中型免許の取得にかかる費用の目安は、すでに取得している免許証で異なります。

取得している免許:費用の目安
なし:35~40万円
自動二輪免許:30~35万円
普通MT:18万円
普通AT・20万円
準中型5t限定(MT):7~8万円
準中型5t限定(AT):9~10万円

実際にかかる費用は、利用する教習所などで異なります。

準中型免許が新設された背景

準中型免許は2017年に道路交通法が改正された際に新設された区分です。普通免許と中型免許の間に位置し、18歳以上の人が運転を必要とする業務につけるように登場したものです。

平成25年から26年にかけて行われた「貨物自動車に係る現在の貨物自動車に係る運転免許制度のあり方に関する有識者検討会」において、国内で検討されてきた「自動車の実態に即した運転免許制度のあり方」が調査・議論されました。

それまで日本国内では若い人がトラックドライバーの仕事につくことができず、ドライバー不足が深刻化していました。働きざかりの人の数が減り高齢化社会が進んでいるため、運送業界や物流業界の担い手が減っているということも背景として挙げられています。

これらの問題を議論した結果、18歳から車両総重量3.5トン~7.5トンの車両を運転できるように「準中型自動車免許」の創設が決定されました。

宅配便などの配送業務に多く利用されている2トントラックの多くは、流通や物流に欠かせないものとしてドライバーの需要が高くなっています。準中型免許の新設によってこの2トントラックを運転できる人が増え、若い世代が物流や運送業界に踏み込みやすくする基礎がつくられました。

「準中型免許は新設された免許」

準中型免許を取得すれば、車両重量7.5t未満、最大積載量4.5t未満の車を運転できるようになります。トラックドライバーを目指している方にとって、魅力的な運転免許といえるでしょう。取得方法は、すでに取得している免許証で異なります。準中型5t限定を取得していれば、それほど苦労せずに取得できるはずです。興味のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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