マイクロバス運転手の仕事や収入についてチェック
マイクロバス運転手の仕事や収入についてチェック
マイクロバス運転手に興味があるものの、具体的な仕事の内容がわからず応募できずにいませんか。お困りの方のために、マイクロバス運転手の仕事内容、収入などを解説します。以下の情報を参考にすれば、マイクロバス運転手の仕事をイメージできるようになるはずです。就職や転職を考えている方は参考にしてください。
「マイクロバス運転手の仕事例」
マイクロバス運転手は、主に送迎バスを運転します。路線バス、観光バス、高速バスは基本的に運転しないので注意が必要です。送迎バス運転手の主な仕事は、幼稚園や学校、福祉施設、医療機関、ショッピングモール、宿泊施設などの利用者を安全に目的地まで運ぶことです。駅から距離があるショッピングモールや医療機関などへ利用者を送迎するケースなどが代表例として挙げられます。
「1日の流れは運行状況で異なる」
マイクロバス運転手の1日の流れは運行状況で異なります。1日を通して運行している場合は、送迎と待機が基本的な流れになります。通勤、通学時間帯のみ運行するなど、限られた時間だけ運行している場合は、送迎以外の仕事を任されることや送迎時間のみの勤務になることがあります。マイクロバス運転手の求人に応募する場合は、具体的な仕事の内容を確認しておくことが重要です。
「マイクロバス運転手に求められる姿勢」
マイクロバス運転手の主な仕事は、利用者を安全に目的地まで運ぶことです。ただし、運転だけすればよいわけではありません。多くのマイクロバスは、商業施設や宿泊施設などのサービスの一環として運行しています。したがって、運転手には商業施設や宿泊施設などの代表としての振る舞いが求められます。運転手の態度が悪いと、商業施設や宿泊施設などの評判まで悪くなってしまう恐れがあるからです。
「マイクロバス運転手の収入について」
マイクロバス運転手の収入は雇用形態で異なります。どれくらいの収入を得られるのでしょうか。
「正社員の収入」
バス会社の正社員として働く場合は、月収20~35万円程度が相場といわれています。収入の内訳は勤務先で異なりますが、15万円程度の基本給に歩合給と諸手当を足した合計であることが多いようです。歩合給は、1運行あたり1,000円などのようにつきます。以上のほか、賞与を設けているバス会社も多く、人手不足の影響で、マイクロバス運転手の待遇は改善傾向にあるといわれています。
「時給の相場」
時給制で報酬が支払われることもあります。送迎バスを運行する学校や企業などに直接雇用される場合、働く時間が一定ではない場合に多いようです。時給の相場は、1,000~1,200円程度といわれています。厚生労働省が発表している「地域別最低賃金の全国一覧」によると、令和2年度の最低賃金時間額全国加重平均額は902円なので、まずまずの水準と考えることができます。断続的な勤務の場合、空いた時間を自由に活用できる点も魅力です。マイクロバス運転手は働きやすい仕事といえるかもしれません。
出典:厚生労働省:地域別最低賃金の全国一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
「マイクロバス運転手は学校などの利用者を運ぶ仕事」
マイクロバス運転手の仕事は、幼稚園や学校、医療機関や商業施設などの利用者を目的地まで安全に運ぶことです。1日の仕事の流れは、運行状況などにより異なります。いずれにせよ、送迎サービスを提供している施設などの代表者としての振る舞いが求められます。月収の相場は20~35万円、時給の相場は1,000~1,200円程度です。働きやすい仕事といわれることが多いので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。