バス運転中の故障や不具合を運転手はどう対処したらよいか?

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バス運転中の故障や不具合を運転手はどう対処したらよいか?

バス運転中の故障や不具合を運転手はどう対処したらよいか?

バス運転手は、走行中に車両が故障した際の対処法を知っておかなければなりません。
乗客を乗せている以上、故障やトラブルが起きたからと言ってそのまま放置しておくわけには行かず、早急な対処が求められるためです。
そこで、バス運転手が知っておくべき不具合への対処法について確認しておきましょう。

バス運転中に起こりえる故障や不具合

バス運転中に起こり得る代表的な故障と不具合について解説します。

・エアの不具合
ブレーキやクラッチ、乗降扉の開閉に使用しているエアの不具合です。エアが重鎮されていない状態が継続すると、パーキングブレーキが解除できない、クラッチが動かない、扉が開かないなどのトラブルに発展します。

・警告灯の点灯
エンジン系統の不具合を知らせる警告灯の点灯です。メーター部分にオレンジ色のマークが点灯します。警告灯は走行中に点灯することが多く、点灯した場合は停車して車両を交換しなければなりません。

・水温警告灯の点灯
水温警告灯が点灯するということは、車両がオーバーヒートしているということです。深刻な場合は配管が破裂するなど乗客に被害が及ぶケースもありますが、水温センサーが異常を起こしている場合もあるため慎重な対処が求められます。

・運賃箱・両替機の故障
路線バスであれば、運賃箱や両替機が故障するトラブルもあります。センサーの不具合や両替金の不足、旧式硬貨に対応していないなどのケースが考えられますが、最近ではICカードの読み取りエラーが起きるトラブルも発生しています。

・乗降扉の故障
乗降扉が故障することは比較的よくあります。警告灯が点灯しているなら、周辺の乗客が扉に近寄り過ぎていると考えられますが、車椅子スロープの収納が正常になされていない可能性もあります。いずれにしろ、故障をすると乗降扉が閉まらなくなります。

バス運転手の車両トラブルへの対処法

それでは、車両トラブルが起きた際に、バス運転手が行うべき対処法について知っておきましょう。

・乗降扉の故障への対処
乗降扉が閉まらない場合は、まずセンサー部分に汚れが付着していないか確認し、汚れがついていれば拭き取りましょう。エアの不具合により閉まらなくなっている場合は、バス運転手が手動で開け閉めするようにし、会社に戻った際に修理を要請してください。

・水温警告灯の点灯への対処
車両がオーバーヒートを起こした際には、まずすぐに停車し、アイドリング状態にしてから消灯するのを待ちましょう。そして、点検・修理を行わなければなりません。そのまま走行を続けるとエンジンに負担を与えるだけでなく、配管の破裂や車両炎上などが起こり乗客に怪我を負わせる可能性も考えられます。損害賠償責任につながりかねないため、水温警告灯が点灯した際にはすぐに会社に連絡するようにしてください。

・運賃箱・両替機の故障への対処
両替機が故障した場合の対処法は、会社により方針が決まっていることから、ルールに従って対処しましょう。もしICカードの読み取りエラーが起きた場合は、リセットをすることで正常に機能するケースもあります。

バス運転手は車両不具合への対処法も心得よう

バス運転手は乗客の安全を守りながら一人で運転しなければならないため、車両不具合への対処法も万全に心得ておくことが大切です。両替機や乗降扉の故障であれば影響は少ないですが、水温警告灯が点灯するなど車両に深刻なトラブルが起きれば、乗客の身の安全にも関わりかねません。

今回の記事でご紹介したように、代表的な不具合への対処法を覚えておいて、万が一のトラブルが起きた際にもすぐに対処できるようにしておきましょう。


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