送迎バス運転手がちょっと知っておくとよい英会話
送迎バス運転手に英会話は必要?
送迎バスの運転手に英会話能力は必須ではありませんが、英語が話せるとさまざまな場面で役立ちます。走行中に外国人利用者への注意の呼びかけをするとき、降車時の感謝を使えるときなどに英語が役立ち、意思疎通がスムーズに行えるようになるためです。英会話能力がなくても送迎バスの運転手にはなれますが、英語が話せると業務上で役立つことは間違いありません。
乗車時に使える英語フレーズ
外国人利用者がいるときの乗車時や出発時に使える英会話フレーズをご紹介します。
・Good morning, everyone.(「皆様おはようございます」)
出発するときの基本の挨拶として使えるフレーズです。朝便なら「Good morning」、夜便なら「Good evening」など、出発する際の時間帯に合わせてフレーズを変化させましょう。出発時に必ず使える基本的な英会話フレーズです。
・This bus is leaving for Shinjuku station now.(「このバスは新宿駅に向けて出発します」)
出発時に行き先を伝えるためのフレーズです。下でご紹介している「所要時間」についてのフレーズと一緒に使うとよりわかりやすい案内になります。
・It takes 20 minutes.(「所要時間は20分です」)
行き先までの所要時間を伝えるためのフレーズです。前述のフレーズで行き先を伝えた後、所要時間を伝えるとより親切になります。基本の挨拶から注意をうながす言葉、そして行き先と所要時間を伝えれば、外国人利用者にとって不足はないでしょう。
走行中に使える英語フレーズ
次に、バスの運転手が覚えておきたい、走行中の英会話フレーズをご紹介します。
・Please don’t talk to me when I’m driving.(「運転中は話しかけないでください」)
運転中に外国人利用者に話しかけられたときに使いましょう。ただしご紹介したフレーズでは
「会話を断る」という意味のみであるため、最後に「Sorry」と付け加えておけば、「申し訳ありません」という感情も同時に伝えることができます。
・Please don’t stand up until the bus stops.(「バスが停まるまで席を立たないでください」)
バスの走行中に立ち上がる利用者を見つけたら、席を立たないように注意をうながしましょう。最後の「dangerous」を付け加えると、「危険だから」という意図も伝えられるようになり、外国人利用者の理解度が深まります。
お見送りあいさつの英語フレーズ
最後に、降車時に使えるお見送りの挨拶フレーズをご紹介します。
・Thank you for your ride.(「ご乗車ありがとうございました」)
英語でのお見送りの英会話フレーズは至って簡単です。「Thank you.」だけでも通じますが、より丁寧に言うのであれば「for your ride」をつけましょう。また、「Thank you for your ride. Have a nice day!」と付け足せれば、更に運転手側の気持ちが伝わりやすくなります。いずれも簡単なフレーズなのでぜひ習得しましょう。
英会話ができるとバス運転手の業務が楽しくなる
バスの運転手に英会話能力は必須ではありませんが、英語が話せるとより一層業務が楽しくなるでしょう。もちろん覚えるのは、ご紹介したような簡単なフレーズで問題ありません。運転手は利用者とほぼ会話をしないため、乗車時・走行中・降車時の簡単なフレーズを覚えておくだけで十分に外国人利用者との会話が成立します。ご紹介した英会話フレーズを活用して、外国人利用者との意思疎通ができるようになればスムーズです。
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