シャトルバスと送迎バスの違いとは?それぞれの特徴を解説!
シャトルバスと送迎バスの違いについて
人を乗せて目的地まで運ぶバスはいくつか種類があり、その中でもシャトルバスと送迎バスではどのような違いがあるのでしょか。どちらもお客様を乗せて目的地まで運ぶという役割は一緒です。
今回はシャトルバスと送迎バスの違いについて、詳しい内容を紹介していきます。
シャトルバスと送迎バスの特徴
・シャトルバスの特徴
お客様を目的地まで運ぶシャトルバスは、イベントや空港・観光地まで、効率的に運ぶために短い距離を運行するバスのことを指しています。イベントなどでは、臨時的に運行するために活用されることが多く、通常では運行していないこともあるのが特徴です。
イベントの終了時刻が遅れた時には、運行時間もずらすなどの柔軟な対応もしてくれるため、イベント専用に運行します。そのためイベントの際の移動手段として重宝されるのがシャトルバスの特性と言えるでしょう。
・送迎バスの特徴
送迎バスは保育園や旅館などの施設で運行されることが多く、主に利用するお客様が限られています。そのため定められたお客様だけの専用のバスとなっているのが特徴です。
他のバスとは異なり、バス停に停車することもなく、特定の場所で待ち合わせをしてお客様を迎えに来てくれるのが送迎バスの特性になります。
また中には大型車両ではなく、普通自動車免許で運転できるサイズの送迎バスであるケースも多いでしょう。そのため運転士の免許も大型自動車二種免許を取得していなくても採用されることもあります。
シャトルバスと送迎バスの違い
シャトルバスと送迎バスは、どちらも目的地までお客様を運ぶといった目的は一緒です。しかしシャトルバスの場合は、不特定の方を乗車させてイベントのためだけに運行されることが多いため、臨時的に運行されるケースが多いのが特徴になります。
送迎バスの場合は、事前に乗せるお客様が決まっており、他のお客様は乗ることが出来ないため、少人数でも運行していることが多いのが特徴です。
また送迎バスの場合はバス停に停車することもないため、待ち合わせ場所から目的地まで速やかに移動することができます。
シャトルバスと送迎バスの運転士になるためには?
シャトルバスと送迎バスは、それぞれ特徴が異なるため、専属の運転士になるには必要な資格なども違います。それぞれの運転士になるためには、どのような資格が必要になるのか、紹介していきましょう。
・シャトルバスの運転士になるためには?
シャトルバスはイベントや空港までの短距離運行が基本であることから、長距離の運転はほとんどありません。しかしイベント参加者などが多い場合には、何度も同じルートを通る必要があるので往復する手間が発生するでしょう。
そのため、イベント開催日には1日中拘束されることを前提に予定が空けられる方ではなくてはなりません。
また必要な資格としても、普通自動車免許以外にも大型車両であることを想定した上で、大型自動車二種免許を取得しておく必要があります。
大型自動車二種免許は、普通自動車の運転免許を取得してから3年以上経過している必要があるなど、取得するために条件があるので事前に確認した上で取得することが大切です。
・送迎バスの運転士になるためには?
送迎バスの運転士になるためには、保育園や旅館といった施設から雇用されることになるのが一般的です。そのため勤務時間はある程度決められていることから、サラリーマンのように勤務時間が固定されています。
また必要な資格としては、大型車両の場合は大型自動車二種免許が必要になりますが、ほとんど少人数での運行となるケースが多いため、普通自動車免許だけでも雇用されることがあるでしょう。
大型自動車二種免許の取得難易度については、こちらの記事をご覧ください。
➡大型2種免許を取得するのは難しい?難易度と対策方法をご紹介!
バスの運転手になるためには、資格を持っているだけでなく、採用面接に通る必要があります。興味がある方は、こちらの記事をご参照ください。
➡バス運転手の面接事情!よくある質問事項と回答例を紹介!
シャトルバスと送迎バスは勤務形態も雇用条件も異なる
シャトルバスと送迎バスは、お客様を乗せるという意味では一緒ですが、勤務形態も雇用条件も異なります。
そのため必要な資格も異なるケースも多いので、どちらの条件の方が好ましいのか確認してから運転士を目指すようにしましょう。
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