バス運転手希望者必読!幼稚園バスの運転手に必要な資格について
最初に…
幼稚園バスの運転手を希望している方はいませんか?すでに経験のある方であれば問題ありませんが、未経験の場合は「どんな資格が必要なの?」といった資格に関する疑問を抱えることでしょう。
そこで、今回は幼稚園のバス運転手を検討している方に向けて、必要な資格を解説します。
幼稚園のバス運転手とは?
幼稚園のバス運転手とは、通園する幼稚園児を送迎するためのバスを運転する運転手です。
一般的なバス運転手とは異なり、乗客は「子供立ち」「先生」に限定されています。毎日顔を合わせるため、子供たちを仲良くなったり、先生たちと綿密なコミュニケーションを取ったりすることもあります。
バスの運転以外にも、幼稚園の雑用を任されることもあり、業務内容は幅広いのが特徴です。
幼稚園のバス運転手に必要な資格
幼稚園のバス運転手として必要な資格は、次の2つのうちのどれかです。
■普通免許
幼稚園の送迎バスのタイプの一つに「小型のマイクロバス」があります。小型のマイクロバスとは、定員が幼児12名乗りと大人2名と定められているタイプのバスで、一般的なバスと比較すると、車両が小さく小回りが利きます。
この小型のマイクロバスは、「普通免許」で運転することができるため、すでに所有している方であれば、新たに別の資格を取得する必要はありません。
■大型一種免許
幼稚園の送迎バスのタイプは、他にも「中型マイクロバス」があります。幼児が39人、大人3人が定員とされている、比較的大きなマイクロバスです。
幼稚園の規模が大きい場合は、この中型マイクロバスの運転が主な業務内容となります。ここで必要な資格は「大型一種免許」です。
普通免許では中型マイクロバスの運転は認められていないため、注意してください。
幼稚園のバス運転手としての働き方
幼稚園のバス運転手としての働き方には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。主な働き方について見ていきましょう。
■幼稚園バスの運転手として直接雇用
まず挙げられるのが「幼稚園バスの運転手としての直接雇用」です。幼稚園と直接契約し、専属ドライバーとして勤務します。
報酬、給与などは交渉次第で高くすることができます。しかし、直接雇用の場合は急な欠勤が難しいため要注意。
他の運転手を雇っていない限りは、自分が休むと園児の送迎に支障が出てしまいます。そのため、「病欠」「冠婚葬祭」「プライベートな予定」などでは休みにくいことを頭に入れておきましょう。
■バス会社を通じて幼稚園バスの運転手になる
バス会社を通じて、幼稚園バスの運転手になるという方法もあります。
様々な依頼を受けているバス会社であれば、幼稚園からバス運転手としての依頼が入ることも少なくありません。
最近は、運転手を直接雇用していない幼稚園も多いため、なかなか勤務先の幼稚園が決まらない場合は、バス会社に入社するというのも一つの手です。
必要な資格を把握して幼稚園のバス運転手になろう
無資格では幼稚園バスの運転手になることはできません。「普通免許」「大型一種免許」など、運転するバスの車両に応じて、必要な資格が存在します。
そのため、幼稚園バスの運転手として活躍したい方は、必要な資格を把握したうえで、幼稚園バスの運転手を目指すことが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考にしながら、今一度必要資格を理解し、幼稚園バスの運転手を目指してみてはいかがでしょうか。