バス運転手はなぜ「帽子」「手袋」を着用するの?気になる理由を解説
バス運転手はなぜ「帽子」「手袋」を着用するの?気になる理由を解説
「なぜバス運転手は帽子や手袋を身に着けているの?」こうした疑問を感じたことがある方は多いのではないでしょうか。
バス会社や地域を問わず、帽子と手袋を身に着けているバス運転手。この光景はもはや当たり前のものではありますが、ふと「何のためなのだろうか」と疑問を感じるもの。
そこで、今回はバス運転手が帽子や手袋を身に着ける理由について解説します。
バス運転手が「帽子」を着用する理由
まずは、バス運転手が「帽子」を着用する理由について解説します。
・バス運転手の帽子は「制服」の一部
バス運転手が被っている帽子は、実は制服の一部です。制服がある職場であれば、誰しも規定通りに制服を着て勤務しなければならないもの。これは、バス運転手も例外ではなく、帽子も制服であることから、規定通りに帽子を着用しなければなりません。
・法律で制服を着用することが義務付けられている
そもそも、道路運送法では「運転手は制服を着用しなければならない」として定められています。理由は「運転手本人の意識の問題」と「乗客からの認識」が挙げられます。
制服を着用することで、「乗客の命を預かっている」と自覚することができ、安全に対する意識が高まります。乗客を安全に目的地に運ぶ責任を忘れないための制服といえるでしょう。
また、乗客自身が「誰が運転手なのか」をすぐに把握できるようにする、というのも理由の一つです。万が一の事件や事故ですぐに運転手に報告することができますし、誰が運転手なのか一目でわかれば、運転手の指示に乗客が従いやすくなります。
こうした理由から、バス運転手は制服の着用が義務付けられ、その制服の一部として防止の着用が必須となっているのです。
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バス運転手が「手袋」を着用する理由
バス運転手が手袋を着用するのにはどのような理由があるのでしょうか?
・手袋の着用は自由
実は、上述した帽子とは異なり、手袋の着用に関しては個人の自由となっています。手袋は制服として指定されているわけではなく、運転手自身が着用するか否かを選択します。
そのため、「義務付けられているから着用している」というわけではなく、「身に着けたいから着用している」というのが事実なのです。
・運転のしやすさから着用するケースが多い
手袋の着用が自由であるにも関わらず、多くの運転手が手袋を身に着けているのはなぜなのでしょうか。
その理由は「運転のしやすさ」が挙げられます。長時間の運転は、手のひらが汗ばんでしまいハンドルが握りにくくなることがあるようです。手が汗ばむとハンドルが滑りやすくなってしまい危険な状態といえるでしょう。
そういった状況を回避するために手袋を着用しているケースが多いと言われています。実際、バス運転手が着用している手袋を見てみると、手のひら側に滑り止め加工を施しているものを使用していることが多く、安全な運転を維持するために着用しているということがわかります。
バス運転手には、髪型の規定も存在します。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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まとめ
今回の記事では、バス運転手が帽子や手袋を身に着けている理由について解説しました。上述した通り、帽子は制服の一部として定められているため、手袋は運転しやすいため、という理由からそれぞれ着用しているようです。
どのような理由にせよ、最終的には「安全のために着用している」ということになり、運転手自身の意識の高さが伺えるもの。
普段、安心してバスに乗車できるのは、こうしたバス運転手の小さな心遣いや意識からくるものといえるでしょう。
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