バスドライバーの年収とは?具体的な金額と年収アップのポイント

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バスドライバーの年収とは?具体的な金額と年収アップのポイント

バスドライバーの平均年収は425万円

運転手関連の職業の一つである「バスドライバー」。目的地まで安全に多くの乗客を運ぶのが主な仕事内容です。
そんなバスドライバーですが、一部では「稼ぎやすい仕事」といわれていることもあるようで、就職・転職で検討している方が少なくありません。
そこで、今回は具体的なバスドライバーの年収についてご紹介します。気になる方はぜひチェックしておきましょう。

平成27年時点のバスドライバーの平均年収は425万円といわれており、数ある業種の中でも平均的な年収相場といえます。
しかし、一口にバスドライバーといっても、雇用形態や所属先の規模にはばらつきがあるもの。そのため、実際には状況により大きく異なるのが現状です。
例えば、民間のバスドライバーよりも公務員のバスドライバーの方が比較的年収が高い傾向にあり、民間よりも数十万円年収が多いといわれています。
また、民間であっても、会社員としてではなく個人事業主として委託を受ければ、平均年収よりも高額な年収になりやすいようです。
上記のことから分かる通り、バスドライバーの平均年収は425万円であるものの、実際には状況や環境で大きく異なります。
しかし、平均年収を把握しておくことで就職・転職先を決める際のヒントが得られます。
そのため、ある程度平均年収を理解しておくことは大切です。

カテゴリー別バスドライバーの平均年収

●男女別の平均年収
厚生労働省の賃金構造基本統計調査からバスドライバーの平均年収を割り出し、男女別で細かく見たところ男性約460万円、女性約380万円と、男性のほうが80万円ほど高い数字が出ています。

日本バス協会によると女性バスドライバー増加傾向にあると言いますが、全国で1,600名ほどしかおらず、ドライバー全体のわずか1.5%程度だと言います。
女性のほうが男性よりも平均年収が低い理由は、女性ドライバーが少ないため役職に就く人も少ないことが影響していると考えられています。

平均勤続年数は男性12年女性7年、超過労働時間(残業)にも差があり、男性約40時間なのに対し女性約30時間と、統計結果すべてに男女差が出ていることが確認でき、昇給や残業手当等が平均年収の男女差に影響していると考えられます。

●年齢別の平均年収
平均年収を年齢別に見ると20代は350万~400万円前後、30代は450万~460万円前後、40代は470万~480万円前後、50代は490万~510万円前後となり、年齢を重ねるごとに平均年収も増え、50代が最も高い年収を得ていることがわかります。

管理職に就いている年代で多いのが50代で、同じく平均勤続年数が一番長いのも50代ということから、年収のピークだと考えられます。
勤続年数と昇給が比例し、経験が収入に反映されるところはバスドライバー業界以外でも珍しいことではなく一般的なことでもあります。
接客業のひとつでもあるバスドライバーですが、営業をする必要はなく業績に左右されるわけではないので経験が収入に反映されやすいことは確かです。

また、60代は280万~370万円前後、70代は250万円前後というように、バスドライバーは60歳で定年をむかえても再雇用制度を活用しているケースも少なくありません。


●エリア別の平均年収
地域エリアによる年収の違いを見てみると、第一位が神奈川県で580万円を超えています。
第二位は東京都の570万円、続いて千葉県と福岡県が500万円を超えています。

12位が京都ですが、年収が455万円となっていて厚生労働省発表の平均年収457万円を下回っていることが確認できます。
一番低いのが宮崎県の232万円と、トップである神奈川県や東京都の半分以下という結果が出ています。

東京都と宮崎県の輸送量を国土交通省の自動車輸送統計年報で比べてみたところ、東京都が約730万人キロに対して宮崎県は約110万人キロと大きな差があることがわかり、地域差がでている理由のひとつにバスの輸送量が関係していると考えられます。

バスドライバーでより年収アップを狙うには?

バスドライバーでより年収アップを狙うにはどうしたら良いのでしょうか。
具体的なポイントとしては以下の3つが挙げられます。

・公務員のバスドライバーになる
・業務委託として雇用先と契約する
・主要都市で就職、転職する

それぞれの詳細について解説します。

まず、バスドライバーには大きく「民間」「公務員」で分けることができます。上記でも触れた通り、それぞれの年収を比較すると公務員の方が若干年収は高い傾向にあります。そのため、バスドライバーとしてなるべく高い年収を得たいと考えるのであれば、公務員のバスドライバーになるのは一つの手といえるでしょう。

また、業務委託としての契約は、会社員とは異なり協議の上で報酬を自由に決定しやすい傾向にあります。特に、人材不足に陥っている企業であれば若干報酬を高めに提示しても了承してもらいやすいようです。
実際、あえて会社員として就職や転職をせずに業務委託で受けているバスドライバーは一定数存在します。そのため、バスドライバーとしての年収アップを狙うのであれば、業務委託という方法もあります。

さらに、主要都市はバスドライバーの平均年収が多い傾向にあるため、狙い目のエリアといえます。例えば「東京」「大阪」「愛知」といったエリアは、地方と比較すると100~300万円ほど年収が高いようです。
一例を挙げると、佐賀県のバスドライバーの平均年収がおよそ350万円であるのに対し、東京都のバスドライバーの平均年収はおよそ600万円です。この時点で250万円の差があることが分かります。
上記から分かる通り、バスドライバーとして年収を重視するのであれば、地方よりも主要都市エリアを選ぶことが大切です。

まとめ

バスドライバーの年収は日本全国で平均すると425万円です。しかし、所属先や状況などによっては年収は大きく差が生じるということもきちんと理解しておきましょう。
現在、バスドライバーとしての就職・転職活動をしている方は、今回の記事を参考にしながら、自分らしい働き方を目指してみてはいかがでしょうか。

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