事故防止につながる! AIで危険運転映像を抽出するサービスが提供開始

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事故防止につながる! AIで危険運転映像を抽出するサービスが提供開始

事故防止につながる! AIで危険運転映像を抽出するサービスが提供開始

スマホに搭載したドライブレコーダー(以下、ドラレコと表記)が危険運転の映像を自動で抽出するサービスが登場し、注目を集めています。
三井住友海上火災保険株式会社は2018年秋、AI(人工知能)を活用して危険運転映像を抽出する技術を開発しました。スマートフォン向けアプリ「スマNavi」に搭載された危険運転映像抽出サービスは、運転者の交通安全意識を高め、安全教育にも役立つと注目を集めています。
今回は、危険運転映像抽出サービスの内容や活用方法について紹介します。

「危険運転映像抽出サービス」とは

三井住友海上火災保険株式会社は2015年から、スマNaviと呼ばれる法人向けの安全運転支援フリート契約を提供しています。企業が所有する社用車に設置したスマホを活用し、運転力や運転注意アドバイスを提供するのがスマNaviの主な機能です。安全運転への取り組み状況はデータ化され、その内容に応じて次回の保険料が割り引かれるシステムになっています。
このスマNaviのドラレコ機能に2018年秋、危険運転映像だけを抽出する画像解析機能が追加提供されることになりました。危険運転映像抽出サービスは、三井住友海上と東京大学発のスタートアップ企業「Arithmer(アリスマー)」が共同で開発した技術です。赤信号無視や一時不停止のほか、急発進や急ブレーキなども自動で抽出することができます。

危険運転映像抽出機能は高い精度を誇る

危険運転画像抽出サービスは、AIのディープランニング(深層学習)を導入して実現した映像解析技術です。スマNaviのドラレコには、精度の高い解析技術を持つAIが取り入れられており、さまざまな危険運転シーンの検知が可能になるのです。
このドラレコを取りつけた自動車が危険運転をした場合、その前後20秒の映像が自動抽出されるアルゴリズムが搭載されています。このアルゴリズムの実証実験を行った結果、赤信号無視を94.3%、一時不停止を88.1%検知できたといいます。さらに、急発進や急加速に関しても高い精度で検知できるほか、最高速度や平均速度などといった運転データの記録も可能です。

危険運転を防ぎ、安全運転意識を高める

スマNaviに記録された危険運転の動画は企業の管理者に提供され、企業での安全運転指導に活用されます。実際の危険運転動画を活用すれば、社員の安全意識もより高まるものです。
危険運転画像抽出サービスには、運転者ごとに危険運転の回数を集計する機能もあり、危険運転をした回数が多い社員を把握することもできます。この機能によって危険運転の頻度が高い社員に重点的な安全教育ができるため、重大な交通事故を引き起こす危険運転を防ぎやすくなります。
危険運転映像抽出サービスは、2018年11月に開始予定です。現段階でこのサービスを利用できるのは、スマNaviに申し込んでいる法人のみとなっています。

最後に

危険運転映像抽出サービスには、最新鋭のAIを活用して高精度の画像抽出ができるという強みがあります。この機能の活用によって、社内の交通安全意識も自然と高まることが期待できます。危険運転の抑止につながる映像抽出サービスは、頻繁に自動車を使う企業にとって心強い味方となることでしょう。

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