熱中症対策が必須！暑い夏の時期に車内にこもってしまう熱気対策

夏の車内にはとにかく熱気がこもってしまうものです。エアコンをつけても簡単には涼しくならず、困らされた経験を持つ人も多いことでしょう。
車内の暑さ対策を怠ると運転に集中できなくなったり熱中症を引き起こしてしまったりすることもあるので、十分に気をつけたいですね。今回は、暑い夏の日であっても快適に運転するためのポイントについて紹介します。

車に乗る前にはまずドアや窓を開けて換気し、車内の空気を外に逃がしましょう。このときにトランクやボンネットなども開けて空気を入れ替えると、さらに車の温度が下がりやすくなります。
車の窓を1ヶ所だけ全開にして他のドアや窓はすべて閉め、運転席のドアを5回程度すばやく開け閉めして風を通すのも効果的。車内にこもった熱気を逃してから車のエアコンをつければ、効率的に車内を涼しくすることができます。

車内の温度上昇による熱中症を防ぐために、サンシェードを活用するのもおすすめです。サンシェードは厚みがあって断熱性の高いものや、光を反射しやすい銀色のものを選ぶと良いでしょう。窓のサイズにぴったり合うものを選ぶことも大切です。
運転席のシートをひんやりと爽快にしてくれるクールシートも市販されています。カーエアコンの冷風を取り込んでメッシュ状のシートから送風してくれるので、暑い日でも快適に運転できますよ。

車内に設置したチャイルドシートは、夏の暑さをどんどん集めてしまうものなので要注意。小さな子どもは大人に比べて体温の調節機能がまだまだ未熟なため、暑い夏には熱中症を引き起こしやすい傾向にあります。熱中症予防のためにも、チャイルドシートにはぜひ保冷シートやカバーを取り入れてみましょう。
チャイルドシートの金具部分は火傷するほど熱くなっていることもあります。子どもがうっかり触ることのないよう気をつけたいものです。金具が暑くなるのを防ぐため、チャイルドシートを使わないときにはカバーやバスタオルをかけておくと良いでしょう。

窓からの熱を遮るために、車用のカーテンや日よけシェードも活用してみましょう。子どもを熱中症から守るため、チャイルドシートの近くの窓には必ずカーテンなどを設置しておきたいですね。
車の窓にカーフィルムを貼って陽光を遮るという方法もあります。窓にフィルムを貼るのは難しいと感じる人もいるかもしれませんが水をつけて貼るだけという簡易タイプのフィルムもあるので、ぜひ取り入れたいですね。ただし、運転席や助手席に黒っぽいフィルムを貼ると道路交通法違反になってしまうので、透明なフィルムを貼るようにしましょう。


万一車内で熱中症になってしまうと、重大な症状が起きたり後遺症が残ったりしてしまうおそれもあるので気をつけましょう。車内の熱対策を怠らないよう普段から心がけておけば、暑い時期であっても快適に運転することができます。

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