運転手の仕事の種類！バス・タクシー・送迎等の職種の選び方

「運転手の仕事をしたい」と考えているものの、具体的にどのような職種があるのかわからず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
様々な種類があり、給与や業務内容なども異なります。おさえておきたい基本の運転手の仕事についてご紹介するので、参考にしてみてください。

意外と多い！運転手の仕事の種類と特徴

代表的な種類について4つご紹介しましょう。

・トラックドライバー
長距離トラックだけでなく、短距離を走るものもあります。中型や大型のトラックに乗る場合は、専用の免許が必要です。また、長距離走るトラックドライバーになりたいと考えているのなら、運転技術や時間管理能力はもちろんのこと、体力も求められます。体力的に自信がない方は、近距離ドライバーから検討してみてはいかがでしょうか。

・タクシードライバー
タクシードライバーは第二種運転免許を取得するだけで検討できるほか、ある程度働き方が自由なのが魅力といえます。ただ、ノルマが設定されることもあるため、職場によって環境は様々です。

・バスドライバー
大型二種免許が必要ではありますが、バスドライバーも人気の仕事といえます。バス運転手はきちんとした休憩時間が設けられていますし、基本的には同じルートを走るので、慣れてからは働きやすさを感じられるでしょう。

・送迎ドライバー
最後に、バスや乗用車で固定客を送迎する仕事もあります。特に免許などは必要ないのですが、バスではなく自分の車を使用する職場の場合、車を持っている人でなければなりません。残業などが発生することも少なく、勤務時間も比較的はっきりしているのが魅力です。

送迎ドライバーの職種の違いと特徴

代表的な送迎ドライバーの業務内容や給与面などについてご紹介します。

・施設・医療機関への送迎
透析治療を受けている方などを病院まで送迎したり、デイサービスの利用者を送迎したりする仕事についてです。乗り降りの介助を行うこともあるので、体力や力も求められます。利用者から「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてもらえる事も多く、やりがいを感じやすいのが魅力といえるでしょう。時給は1,000円前後が相場です。

・役員車運転手
車で役員を送迎する仕事です。役員車運転手は若い人よりも運転の信頼度が高い、50代以降の方が活躍しているのが特徴で、平均給与は月40万円程度と高めになっています。ただ、基本的に役員の仕事が終わるまで、移動することなく待機していなければならないので、忍耐力が必要です。
また、経験を重視する役員が多いため、運転スキルはもちろんのこと、職場によって求められる能力が変わります。希望すれば必ず就けるわけではありません。

・夜のお店で働く方の送迎
お店が閉店してから送っていくことになるので、仕事が終わるのは深夜3時以降となることが多いのがデメリットではありますが、日払いのお店が多く、日給6,000円程度は稼げるのがメリットといえます。昼間は普通に働き、副業で行っている方も多いです。

送迎ドライバーを選ぶ際のポイント

どの職種を選ぼうか悩んでいるのなら、自分が勤務したい時間帯と持っている免許の種類、経験などで考える必要があります。当然ながら免許の種類が限定されるものはその免許を持っていなければ選択できません。

経験が必要とされるもののほか、体力が必要とされるものもありますし、夜型の方に向いているものもあれば、反対に朝型タイプに向いている職種もあります。自分が実際に働き始めた時に、本当に続けられるかを考えることが重要です。